とある軍の幹部事情！Story3 (ページ37)

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第126話　Byシーナページ37

初めてラフさんとレイブンくんがエスコートした時よりも随分と様になってきている。こっちは順調そうだ。
問題は接近部隊なのよねぇ…
息が合う合わない以前の問題。
それは、今まではラフさんと言う保護者が居たから脱線等せずちゃんと戦っていたのだが今回は違う。
ラフさんが居ない、そこに加えてあの2人の興味を引きそうな物が沢山ある。保護者役付けないとなぁ

2人の練習を見てアドバイスを言いながら自分の仕事もやり、他の方に指示を出していく。給料上がらない？…今でも充分高いけど

さて、そうこうしているうちに当日来ちゃいました。カットのちかr……ゲフンゲフン、

「これでも飲んで落ち着いときなさい。本番はもう目の前なんだから」

少しでも緊張がほぐれるようにとラフさんの髪型をセットしながら紅茶を出す。セージの紅茶はリラックス効果や肌を引き締める収れん作用や発汗を抑える作用があるのだ。
髪のセットが終わったので化粧をしようとしたが私のインカムに通信が入った。

『お忙しい中すみません、向こうからハッキングされました』

「報告ありがとう。逆に全部抜いといてあげて、そろそろ準備完了しておいてよ。」

一般兵士からの連絡を聞きさらに緊張したのか固くなるラフさんを笑いながら落ち着かせる。

「失敗したら、なんて考えなくて良いのよ。今回なぜへんメルに潜入するの？」

「総統を助ける為」

「ならそれだけを考えてなさい。ぶっちゃけエスコートとかをミスしてもこっちにはなんの被害無いんだから。ほら、終わったわよ」

失敗してもフローレンツィアに被害が行くだけだし。
化粧も終わり美しく飾られたラフさんを見て満足し、何も言わせないでペイペイと追い出す。
それから化粧品や櫛を片付け始める。
……ハッキングを仕掛けて来た、か

管理局にインカムを繋ぎ頼み事を伝える「一応今付けているトリプルタップを破壊して必要な分だけ交換して」と。盗聴の危険を下げる為に一応で壊しておいた方がいいだろう。
さて、と…私も本来の仕事しますか。片付け終えたので走って管理局へと向かった。

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パーティ当日まで進めました、
次お願いします┏○┓