第123話 byシーナ ページ34
苛立ちに身を任せドアが外れるのでは無いかと言う勢いで開ける。
例え外れたとしても自分で直せるし、ニコチン切れとアルコールが底を尽きたのが悪い。
「もしかして…煙草切れたパターンか、禁煙しろよ」
ドアを開けた先にはクロ、ナガンさん、ラフさんの3人が居た。
作戦会議とかその辺だろう。
どーでも良いけど
呆れ半分、クロがそう言うが勿論禁煙する気はこれポッチもない。
「ラフさん借りるわよ。あとついでに煙草切れたから買ってきて」
財布をナガンさんに投げ渡しラフさんを連れてルヴァナの部屋にへと向かう。ちなみに衣類の使用許可はつい先程電話で取っておいたのでご安心を。ついでに禁煙勧められた
「どうして私…」
「逆に聞くけどあの2人に任せられるの?絶対何か壊すわよ。」
それもそうかと納得したのだろう先程までの嫌だオーラが消えていた。
信頼されてるわねぇ…悲しいほうで
「とりあえず、ナガンさんと……レイブンくんで良いや。物壊さなそうだし。」
巫山戯ているようで巫山戯ていないんだよなぁこれが。
アルさんにインカムでレイブン君に潜入して欲しいのと、後でお酒を買いに行こうと誘って置いた。ちょっと高いの買いましょ!アルさん持ちで。
そこまでは多分良かったんだと思う。苛立ちを紛らわせる為に飴を食べながらラフさんにドレスを何着か着てもらい、ついでにメイクと髪型もやって完成するまでに約2時間かかりました。
「…ラフさん良いわよねぇ…髪も肌も綺麗で、アイロン掛けるのとメイクに初めて罪悪感抱いたわよ。まぁ、久々に楽しかったから良いけどね」
「禁煙したら肌荒れが無くなるけど」
少しムスッとした目線で訴えてくるが私は何も悪くない。ラフさんが悪いのだ。
ドレスはすんなりと決まったのだが髪型とメイクが中々決まらなかった。納得の行く感じになって良かった、本当に。いくつ飴を食べたんだろ…、お使いに行って貰ったけどまだ手元に届かないのは何故。
「禁煙する気は無いわよー、ほら2人に見せるわよ!ついでにレイブン君の方も見たいし。向こうに任せたから」
青のロングドレスは丈の長さは変えずないようにしつつ走りやすいようにと少し改造をしておいた。
前にやっていた職が此処で役に立つとは…人生何が起こるか分からないわね、
そんな事を思いつつ残された2人に見せるべくインカムで私が押し掛けた部屋にへと呼び出しておいた。どんな反応を見せるか楽しみね!あと煙草をプリーズ。
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時空のラテ(プロフ) - 皆様お久しぶりです。ようやく更新です。 (6月10日 14時) (レス) @page46 id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉@低浮上 - 梅雨瑠さん» こちらも…!ありがとうございます! (2020年10月18日 20時) (レス) id: 91c6fa7187 (このIDを非表示/違反報告)
梅雨瑠 - 更新頑張ってくださいね!←読者 (2020年10月18日 9時) (レス) id: a2731c2f1a (このIDを非表示/違反報告)
らなこな@新しく始めました!(プロフ) - 臨海凛師さん» ふぁ!?読者様からのコメント...!読んでくれてありがとうございます! (2020年10月18日 8時) (レス) id: 6e36cc4795 (このIDを非表示/違反報告)
臨海凛師(プロフ) - 更新頑張ってください(読者) (2020年10月18日 6時) (レス) id: ad2c0a2c17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サンレーム国幹部一同 x他3人 | 作者ホームページ:無い。
作成日時:2020年1月10日 22時