とある軍の幹部事情！Story3 (ページ30)

今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:14,195 hit

第119話　byシーナページ30

現実は厳しい。
頭の中では何もかもが上手く進んでいるのだが現実では全て失敗していく。
「……頭痛い…昨日飲みすぎた…仕事が…ハックが進まない……」
栄養ドリンクやお酒、灰皿等が雑に置いてあるディスクに並べられた3台のディスプレイにはプログラミング用語と呼ばれるものが敷き詰められている。
メンヘル国の情報機関からハッキングされないために組んだプログラムに不具合があった為、そこを訂正すると同時に相手をハックするプログラムを組んでいる最中なのだがこれがなかなか進まないのだ。
不具合箇所を直すとまた新たな不具合が産まれ、新しいプログラムを組んでもハック出来ず
これを少ない睡眠時間をも削りやっているのだが全然進まない。

ルーシュさんは潜入の手伝いをしている為手伝って貰うという事は出来ない
………メンヘル国で遊ぼう。

メンヘル国の情報機関サーバーに侵入する。
そして適当にプログラム用語等を打ち込んでいくが数秒後にシャットアウトされた、簡単に言えばメンヘルから追い出された。
まぁ、追い出されたりしてもサーバーは今、何処か遠いところに居るからなんの問題も無いんだけどねぇ。追い出されないようにプログラムを組まないと行けないと考えるだけで頭痛が酷くなってきた

そうやってグダグダとしていると周りが騒がしくなって来た。
「………サーバー攻撃でも受けたの？」
「インカム渡せました！」
「そのまま情報機関も潰せない？」
「駄目、無理です。」
ですよね、はい。
とりあえず渡せたのはでかいわね。