とある軍の幹部事情！Story3 (ページ15)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:14,198 hit

第104話　byノール&アイラルページ15

side ノール
あれ、ここってどこだろう。
どこを見ても同じように真っ白。

　そりゃぁ今、ノーちゃんは僕の世界に居るもん

…だれ、あんた
　ひどいなぁ、僕はアイラルだよ？知らない？

アイ…ラル…？

　ひどっ！ノーちゃんの裏側なのにぃ…

私の…うら、がわ……っぃ…！

　おー、やっと思い出したかぁ！

アイラル、あんた、まだ生きてたの…？

　生きてるもなにもノーちゃんがﾀﾋらないと僕
もﾀﾋらないよ？

そう、でも、なんで今！！大変な時に！！

　そりゃ、ノーちゃんにﾀﾋられても困るし…それに、僕さ、すぱい？だっけ？あれ穀したんだよ？

っ、まぁ、それはそれで凄いけど…今はそうじゃないのよ。軍の人を穀したりしてないよね？！

　いや、それはしてないよ？なんとなくあの人達は穀したらだめって思ったもん！

あーそう。穀してないならいいけどさ…

　あ、そうだ！僕さ、今、れおんはると？さんに何か聞かれてるけど、どうすればいい？

…ん？ヤバくね？それ？

　そうなの？けっこう優しい気がするけど…

…んー、知ってること、レオンさんにはなして、アイラル。

　りょーかーい！話してくるね～！

…一時間後…

　っはぁ、話して来たよ～！一杯聞かれて、今は医務室に居まーす！

全部？

　全部！

ならいいか…。

　ノーちゃんさぁ、この頃徹夜続きだったけれど休めた？

…え？私、徹夜してたっけ…？

　してたよー？目に隈ができてるのが見えるぐらい。だから僕が変わったんだよ？肉体は大丈夫だったからねぇ…

そうか…だから体というより心が軽くなったのか…

　そーだよぉ～！僕が変わって、ノーちゃんは僕の世界で休んで貰ってたんだぁ！

そう、だったの…ありがとう、アイラル。

　んふふ～！どーいたしましてー！じゃあ僕は一度休むね～！

うん、お休み！

side 第三者
そういいながら、表の人格のノールは光に包まれ、光が無くなる頃には、髪の黒い裏の人格のアイラルがこの世界にいた。