検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:42,667 hit

7話 ページ9

入江「鬼殺隊、それは人間に仇なす鬼を日夜狩る政府非公認組織。別名鬼狩りと言われているんだ。」



A「鬼狩り…………。」



入江「うん。そして鬼殺隊の中でも最も位の高い剣士が柱と言うんだ。」



A「はしら………」


なるほど、ランクとかあるんだ……。
あ、そういや特殊消防隊にもあったな……階級。((ちなみにAは二等消防官だよ!



入江「そうそう柱!!その柱は鬼殺隊を支えているんだよ。」


A「そうなんだ……。てか、入江さんめちゃめちゃ鬼殺隊に詳しいんですね!」


入江「え!?ま、まぁね………。」


A「すごいなぁ…。そんな組織があるだなんて……。」


入江「Aも何か入ってるんでしょ?」




A「まぁ、特殊消防隊というのに入ってるますけど……。」



入江「Aのところはどういうところなの?」



A「まぁ、一言で言っちゃえば焔ビトを鎮魂する仕事……ですかね……。ほら、鬼殺隊が鬼を狩るみたいな……。」


入江「…………。」



A「でも、鎮魂するたびに思っちゃうんですよ。鎮魂するのは簡単なことだけど、焔ビトは人間。つまり、人を殺す。この行為は人を殺してると変わらない……と。」


人々の命を奪ってきた炎。そのせいで、多くの人が涙を流し苦しんできた。私もそのうちの一人だ。



でも、今じゃその炎を自由自在に操ることができる。最初は、すごく怖かった。
自分もああなりたくない、その能力で人などを殺めたくない。と



だけど、シンラやアーサーにマキちゃんやシスター、桜備大隊長や火縄中隊長達がそばに居てくれたから今の私がここに居る。


"私はもう、一人じゃない"と教えてくれたから。



みんなにはすごく感謝してる。




そう言えば、みんな何してるのかな…。
会いたいなぁ……。



入江「Aは優しいね…。」



A「え、そうですかね。」




入江「うん。僕だったらきっと、そんなことは考えられない。大切な人を殺した奴らを許すことはできないな…。」



A「入江さん………」


もしかして、入江さんの両親は………。




そう思ったが、考えるのをやめた。



入江「さて、この暗いはなしはおしまい!!さ、気分転換に散歩にでも行こ?」



A「え……?!」



いやいや、切り替え早すぎだよ。
気持ちのコントロールすげぇな。




入江「さ!行くぞ!!A」



A「あ!待って、入江さん!!」




私は入江さんの後を急いで追いかけた。

8話→←プロフィール2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
111人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リトルシグラー - とても面白かったです!素敵な作品を作ってくださってありがとうございます! (2021年1月26日 20時) (レス) id: cfc15841e5 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - あの、炎炎の方はみよじと名前が逆になってるから鬼滅組は円永と呼ぶのでは (2020年7月22日 22時) (レス) id: 8773da4894 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - 自分の名前「あまね」になってたからめっちゃ面白かったっすwあと更新頑張ってくださいね。 (2020年4月22日 22時) (レス) id: c22a47d948 (このIDを非表示/違反報告)
アザラシ(プロフ) - 面白かったです!次の更新楽しみにしてます! (2020年4月3日 11時) (レス) id: 73b95deff3 (このIDを非表示/違反報告)
もーりーふぁんたじー - 続きを楽しみに毎日を生きています。 (2020年3月28日 22時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヒナタ | 作成日時:2020年2月18日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。