7話 ページ9
入江「鬼殺隊、それは人間に仇なす鬼を日夜狩る政府非公認組織。別名鬼狩りと言われているんだ。」
A「鬼狩り…………。」
入江「うん。そして鬼殺隊の中でも最も位の高い剣士が柱と言うんだ。」
A「はしら………」
なるほど、ランクとかあるんだ……。
あ、そういや特殊消防隊にもあったな……階級。((ちなみにAは二等消防官だよ!
入江「そうそう柱!!その柱は鬼殺隊を支えているんだよ。」
A「そうなんだ……。てか、入江さんめちゃめちゃ鬼殺隊に詳しいんですね!」
入江「え!?ま、まぁね………。」
A「すごいなぁ…。そんな組織があるだなんて……。」
入江「Aも何か入ってるんでしょ?」
A「まぁ、特殊消防隊というのに入ってるますけど……。」
入江「Aのところはどういうところなの?」
A「まぁ、一言で言っちゃえば焔ビトを鎮魂する仕事……ですかね……。ほら、鬼殺隊が鬼を狩るみたいな……。」
入江「…………。」
A「でも、鎮魂するたびに思っちゃうんですよ。鎮魂するのは簡単なことだけど、焔ビトは人間。つまり、人を殺す。この行為は人を殺してると変わらない……と。」
人々の命を奪ってきた炎。そのせいで、多くの人が涙を流し苦しんできた。私もそのうちの一人だ。
でも、今じゃその炎を自由自在に操ることができる。最初は、すごく怖かった。
自分もああなりたくない、その能力で人などを殺めたくない。と
だけど、シンラやアーサーにマキちゃんやシスター、桜備大隊長や火縄中隊長達がそばに居てくれたから今の私がここに居る。
"私はもう、一人じゃない"と教えてくれたから。
みんなにはすごく感謝してる。
そう言えば、みんな何してるのかな…。
会いたいなぁ……。
入江「Aは優しいね…。」
A「え、そうですかね。」
入江「うん。僕だったらきっと、そんなことは考えられない。大切な人を殺した奴らを許すことはできないな…。」
A「入江さん………」
もしかして、入江さんの両親は………。
そう思ったが、考えるのをやめた。
入江「さて、この暗いはなしはおしまい!!さ、気分転換に散歩にでも行こ?」
A「え……?!」
いやいや、切り替え早すぎだよ。
気持ちのコントロールすげぇな。
入江「さ!行くぞ!!A」
A「あ!待って、入江さん!!」
私は入江さんの後を急いで追いかけた。
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リトルシグラー - とても面白かったです!素敵な作品を作ってくださってありがとうございます! (2021年1月26日 20時) (レス) id: cfc15841e5 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - あの、炎炎の方はみよじと名前が逆になってるから鬼滅組は円永と呼ぶのでは (2020年7月22日 22時) (レス) id: 8773da4894 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - 自分の名前「あまね」になってたからめっちゃ面白かったっすwあと更新頑張ってくださいね。 (2020年4月22日 22時) (レス) id: c22a47d948 (このIDを非表示/違反報告)
アザラシ(プロフ) - 面白かったです!次の更新楽しみにしてます! (2020年4月3日 11時) (レス) id: 73b95deff3 (このIDを非表示/違反報告)
もーりーふぁんたじー - 続きを楽しみに毎日を生きています。 (2020年3月28日 22時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒナタ | 作成日時:2020年2月18日 21時