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「……っあの、」
「ん？」
「井上くん、あのね、私……」
誰もいない静かな空き教室に2人。
今なら嫌われるのが怖くてずっと冗談のように言うことしか出来なかった言葉を言える気がした。
「私……」
「……。」
「……私、」
「……ん？」
「……お、」
「お？」
「お、お腹すいちゃった！」
「え、」
「まだお昼ご飯食べてないんだよね、教室戻らない？」
……まだダメだ。
心の準備が出来てない。
戸惑う井上くんを置いて教室の扉に手をかける。
……まだ気軽に話しかけられる存在でいたい。
この距離を壊したくないから。
「じゃあ井上くん、ありがとね。」
「ああ、うん。」
教室から出て扉を閉めると零れたため息。
「…戻ろ、」
麗ちゃんもうお昼ご飯食べ終わっちゃったかな、なんて思って足を進めた時、
「待って、A。」
後ろの扉が勢いよく開いた。
「1個言いたいことあったんだけど」
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みぃ(プロフ) - みいさん» ありがとうございます！最近ちょっと行き詰まっててノロノロ更新でごめんなさい......(*_ _) (2020年3月18日 23時) (
レス) id: 94b7ce129f (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - 更新待ってました！続き楽しみにしてます(^^) (2020年3月18日 21時) (レス) id: 57d452a263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2020年2月26日 0時
