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そんな2人のやり取りを見ながら優斗くんの言葉について考えていた私は気付いてしまった。



さっきの瑞稀くんとの会話。




『瑞稀くん、おはよー!』

『はよ。……同じクラスだったんだ。』




私が優斗くんと同じクラスになったことを知らなかったように彼も私と同じクラスってことを知らなかった……?





「瑞稀くん!」

「え、なに?」






未だ優斗くんと言い合っていた彼が私を見る。






「瑞稀くんも私と同じクラスって確認しなかったの?」

「……まあ、」

「酷!泣くからね!」







麗ちゃん聞いて、瑞稀くんが酷いよ!と言う私に、また?と麗ちゃんが呆れた声を出すのもいつも通り。







*Mizuki Side




「瑞稀、『Aと同じクラス、信じらんない!』ってめっちゃ嬉しそうにクラス発表何回も見直してたよね。」

「…そんなこと言ってない。」

「いや、顔が言ってたね。
Aちゃんに言えばいいのに、何回も見直すくらい嬉しかったよって。」

「……煩い。余計なこと言ったら殺すから。」




変なことを言い出した優斗のせいで顔が熱い。









そんな彼らのやり取りと、ちらりとAに目を向けて僅かに緩ませた彼の表情にはA自身は気付かないのだった。

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みぃ(プロフ) - みいさん» ありがとうございます!最近ちょっと行き詰まっててノロノロ更新でごめんなさい......(*_ _) (2020年3月18日 23時) (レス) id: 94b7ce129f (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - 更新待ってました!続き楽しみにしてます(^^) (2020年3月18日 21時) (レス) id: 57d452a263 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃ | 作成日時:2020年2月26日 0時

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