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「まず、何部？」
「バスケ部」
「へえ、かっこいい！
練習見に行っていい？」
「絶対だめ。」
「えぇ……絶対かっこいいのに……」
頭に浮かんだユニフォームを着て体育館を走り回るかっこいい彼の姿がスルスルと消えていく。
……今度優斗くんに試合とか連れて行ってもらおう。
「猪狩さんは？何部？」
「私？帰宅部！いつでも一緒に帰れるよ！」
「結構デース。」
……即答。悲しい。
落ち込んでいる間に目の前の彼が眠そうな素振りを見せ始めたので、気を取り直してもう1問。
「身長は何センチですか？」
「…171センチ。」
「……あー…」
なんか…思ってたより…
「意外と小さいんだね、
……って痛っ」
「わかった。やっぱり殺されたいんでしょ。」
「ごめんごめん痛い痛い痛い！」
私の頭を鷲掴みにする井上くんの手によって頭が潰れる。というかこの痛さはもう潰れてる。絶対。
「痛いよ…もう…」
やっと解放された頭を擦ると、これくらいした方がバカが治っていいんじゃない？と笑うから、その彼の笑顔が私の心臓を暴れさせる。
「……っ」
「何。」
「今度は胸が痛い……
井上くんの笑顔が心臓に刺さった……」
さっきのもう1回やるかとこちらに伸ばす彼の手を避けて慌てて謝る。
「で、猪狩さん、」
「はい！何でしょう！？」
「いつ教室戻るの？」
「えぇ……」
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みぃ(プロフ) - みいさん» ありがとうございます！最近ちょっと行き詰まっててノロノロ更新でごめんなさい......(*_ _) (2020年3月18日 23時) (
レス) id: 94b7ce129f (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - 更新待ってました！続き楽しみにしてます(^^) (2020年3月18日 21時) (レス) id: 57d452a263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2020年2月26日 0時
