りょうかたおもい２ M.I

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その後、何を食べたか、とかお化け屋敷に入ったこととかを話していると瑞稀くんが戻ってきた。









「あ、おかえり。」


「ん、ただいま。」


「…っ。」









何故か笑顔がいつも以上に輝いて見える。









「俺はしもっちゃんのとこ行くわー」









ニヤニヤと私を見ながら涼くんの所に行った作ちゃんのおかげでまた2人に。









豚串を焼く瑞稀くんの男の人の割に細くて綺麗な手を見つめて思う。









…ほんとに手繋いだんだな…









もう一生手洗えない気がする。














…あ、そういえば、









「涼くんめっちゃ怒ってたね、お母さんみたいだった。」


「…カルシウム不足じゃない？」


「あーカルシウム不足ね、でも私の勝手なイメージだけど涼くんってすごい牛乳飲んでそう。」


「ちょっとわかる、小学生の時とか牛乳じゃんけんに全力で参加してそうだよね。」


「そうそう！
で、瑞稀くんは飲めなさそう。」


「よくわかったね。
俺牛乳苦手で飲めないよ。」









野菜食べれなくて牛乳も飲めないなんて子供みたいで可愛い。









そしえ瑞稀くん曰く牛乳じゃんけんに全力で参加してそうな涼くんを見ると何故か顔色が悪くて。









「涼くん顔色悪くない？大丈夫かな。」


「…カルシウム不足じゃない？」


「え、カルシウム不足で顔色悪くなるの？」



「…うん。

(…そんなことないとも顔色悪いのは多分さっきの俺のせいとも言えない。)」

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