44 Mizuki.I ページ44
―Mizuki Side―
「な、なんでもない！」
顔を真っ赤にさせながら慌てて手を離し、止める間もなく逃げていったA。
俺とはしもっちゃん2人でその場に取り残されたけど、はしもっちゃんはまだ目を丸くさせながら俺の手を凝視していて。
…面倒くさくなる前に俺も逃げよう。
そう心の中で呟いてAの後を追おうとした俺の肩をガシッと掴んだはしもっちゃんの手。
…痛いんですけど。
「つ、付き合ったの？」
「いや、まだ。」
「じゃあ何したらあんな状態になるわけ？
だって瑞稀とAちゃんだよ？
そんな簡単に手繋げるタイプじゃないじゃん、2人とも。
てか付き合ってないのに手繋いでいいの？」
…あなた抱きしめたりしてたでしょ。
俺、ちゃんと見てたんだからね。
そう思いながらも、何で！？と騒ぐはしもっちゃんのせいでさっきから視線を集めまくっているからとりあえず目立たない所へ避難する。
「最初に手繋いだのは俺がお化け屋敷入ろうって言った時。
でも、出てから１回離したからさっきのはAから繋ごうって言われて繋いだんだけどね。」
そう言うとまた目を丸くしたはしもっちゃん。
…目ん玉転がり落ちそう。
そんなことを思いながらきっと、Aちゃんが繋ごうって言ったの？とか言われるんだろうなって考える。
しかし、
「え、Aちゃんお化け屋敷入れたの？
あの子腰抜かすくらいお化け屋敷苦手だよね、」
…ちょっと待て。
「なんではしもっちゃんがそんなこと知ってるの？」
「…あ。」
しまった、みたいな顔をした彼の顔から血の気がサーっと引いていくのが分かった。
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みぃ(プロフ) - mizuta____0さん» ありがとうございます！まだ準備中なのでもう少し待ってください！ (2019年12月15日 6時) (
レス) id: 94b7ce129f (このIDを非表示/違反報告)
mizuta____0(プロフ) - とてもリアルでとてもドキドキしました！！りょうおもい3のパスワードはなんでしょうか？？ (2019年12月14日 23時) (レス) id: 2a2b2a057e (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます！玲さんの作品私も読んでます！！一気読みお疲れ様でした...笑 (2019年12月10日 22時) (レス) id: 94b7ce129f (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - 一気読みしました！すごくリアルでドキドキしちゃいました(^^)次の更新も楽しみにしてます！ (2019年12月10日 20時) (レス) id: 8697ce2740 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 月音さん» ありがとうございます！今までもらったコメントで1番嬉しいかもしれないです笑 どんどんHiHi沼にハマっちゃってください笑 (2019年12月10日 16時) (レス) id: 94b7ce129f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2019年11月25日 20時
