【龍ﾈ申】あのね、好きかも【短編集】

僕にだけ、ですもんね　#12 ページ7

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「こんにちはー。
らんるいチャンネルの、らんです。

そして！こちらにいらっしゃるの、が…
………ずんずんずんずん」



「…今カメラズームしてるでしょ(笑)」



「なんと、あの！
僕の憧れのA選手でーす！
いぇーーい！

ちなみにカメラはズームしてます」



「やめなさい(笑)」



「いやーーでもまさか冗談半分でコラボしたいーゆーたのが現実になるとは思わんかったっす。
がち嬉しい」



「え、コラボなのこれ？私自分のチャンネルないよ

あと冗談半分とか言うけど、昨日めちゃくちゃ頼み込んできたんじゃん(笑)」



「ああ(笑)
もう全部言わはる！(笑)

そうです、昨日僕がAさんと話してる時にね、
明日自主練するなら見に行ってもいいですかー？ゆーてね、お願いしたんですよ。

だからまあ、コラボ…では、ないです(笑)」



「……(笑)
お願いの仕方もそんなんじゃなかったけどね(笑)」



「もう！(笑)
これ以上は僕らの秘密にしといてください！(笑)」



「まあもう、別になんでもいいんだけどどうして私なの？普通に。

他の選手でも良かったんじゃない？
今せっかく日本にいるんだから」



「えー、もっかい言わせるつもりですか？

Aさんは僕の憧れやからですよ。
日本にいる間にAさんのこと目に焼き付けときたくて。
またしばらくしたら向こう戻っちゃうんでね、今のうちにいっぱいお話しときたいです。

あとAさんなら僕に甘いし何しても許してくれるかなって」



「ぜっったい最後のが本音！(笑)」



「事実でしょうよ！(笑)
僕ですらそう感じるんすから他の人から見たらもっとっすよ(笑)

あ、Aさん練習終わったらスタバ寄りません？」



「いいよ」



「言ったそばから(笑)」






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