【龍ﾈ申】あのね、好きかも【短編集】

いつ会えるかな　#14 ページ28

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こちらも前のお話と繋がってます



「え？Aちゃんが来てた？」



「あれ？祐希さん会ってないすか？
来てましたよ、古賀選手と。

てっきりもう会ってたかと」



「へぇ……」



「……祐希さん、
Aのことになると運悪いんすねぇ…」



「お前なぁ、さん付けしろって言われてただろ…」



「んやぁもう。そんなん。ねえ？

祐希さん以外多分、みんなAと会ってますよ。
ねえ小川さん？」



「会ったよーー」



「ええ……言えよ…」



「いや逆になんで会ってない？(笑)
割りと居てくれてましたよ

かわいそっすねーー」



「思ってないだろ(笑)

……あーー、まじか」



「時差でじわじわ来てる(笑)

次はね、察知しましょうね。
Aセンサーでね」



「えーー…
ちょっ…と電話掛けてみよっかな…」



「はあ！？なんで！」



「いや…来てくれてありがとうと次いつ来てくれるかと…
…あと世間話を」



「あかんあかんあかん！
そんっなん、ほんま、はーー。あかんわー。

祐希さん奥手そうに見えてオセオセなんすからほんま。
油断ならんわー。こっわーー。」



「だって俺だってAさんに会いたかった」



「運が僕に味方してくれたんで。
次に期待してください」






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