【龍ﾈ申】あのね、好きかも【短編集】

カメラマン、参上的な　#5、#12 ページ3

・






「こんにちは〜〜」



「うわびっくりしたこんにちは


…なんですかこれは」



「大塚カメラマンです」



「大塚カメラマンですか」



「今何されてるんですか〜〜」



「ストレッチしてます、超身体硬いんで」



「ああ、Aアホみたいに硬いもんな。なんで？」



「お、高橋藍」



「んや知らんす。

ナチュラルに写りに来る高橋藍にびっくりしてます、私」



「どうも〜〜、高橋藍です。お邪魔します」



「邪魔すんねやったら、帰って〜〜」



「ほな帰りますわあ」



「んふ(笑)
しょうもなぁ」



「お？口悪いのぉお前ぇ〜」



「こんな子に育てた覚えないぞ〜〜」



「育てられた覚えがほんとにないな」



「いや、でも、Aほんまに硬ない？(笑)
なんで？なんでなん(笑)」



「わかんない、ほんとにこれ以上体前行かない」



「よくそれであんなサーブできるよな」



「褒めてる？」



「超褒めてる。喜んでや」



「よし」



「感情無(笑)


じゃあ最後に、2人とも何か一言お願いします」



「…一言……


…あざした」



「っしたー」



「おい最後の最後で緊張すんなて！(笑)」






・

ね、練習だからさ　#15→←聞きたかったのにな　#14

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す