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『待って足速い…っ…』
やべぇ、若いってすげぇ
走るの早すぎんかあの子
もう息あがりまくりだよ私
『まじっ…は、や…っ…疲れた…』
「弱味噌がｯ！！おら行くぞ子分その2！！！」
『子分その2…！』
子分その2て、なにそのネーミング
悲しいよ、名前教えてないけどさ
私も君のこと猪頭くんって呼ぶようにしちゃったけどさ
子分その2って雑ない？雑いよね！！
「…！！」
『え、ちょっと待ってよ猪頭くん…！」
先程よりも速いスピード
何か察知したようなそんな感じ
とりあえず走ってついて行くも
そのまま彼は走って走って襖に
『』
突っ込んだ。
「猪突猛進！！猪突猛進！！」
『ほんとに猪突猛進やん、凄すぎでしょ猪頭くん』
「さァ化け物！！屍を晒して俺がより強くなるため、より高く行くための踏み台となれェ！！」
『とっても好戦的だね！どっかの誰かとそっくりだわ！！』
ポンｯ
「てる子！家具に掴まれ！！」
あの音がした瞬間、ぐるんっと部屋が回転した
同時に声も響く
あの少年だ
小さい女の子もいる
鬼もいるこの状況、
少年も女の子の元にいれていない
私がいかなくちゃ
とりあえず猪頭くんのことは放っといて女の子の元へ駆け寄る
凄いな、こんな小さな体でこんな意味の分からない屋敷に入ってさ
怖いだろうな、辛いだろうな
___
" たすけ、て…っ…痛い、怖い…っ… "
『……』
___
「…お、お姉さん…？」
『大丈夫だよ、鬼はお兄さん達が倒すから。君は私と一緒に＿＿＿っ！？』
ポンｯ
『…ぅ…っ』
また部屋が回った
しかも背中に圧がかかる
重い
足だ、足乗っけられてる
『猪頭くん…っ…』
「…ううっ…」
やばい、私が女の子を下敷きにしてる
これ絶対私より女の子の方が苦しいよ
ごめん、ごめんね
今楽にするからね
『流石に…常識はあった方がいいよ猪頭くん…！』
力任せに起き上がり猪頭くんを投げ飛ばす
やべぇ、ミシッて、ミシッって背中いったんだけど
「親分の俺様を投げ飛ばすなんていい度胸してんなァ子分その2！！」
『子分その2ってネーミングないよ猪頭くん！』
「…」
『少年、そんな目で見ないでお願い』
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きなこもち食べたい - とっても面白いです。銀魂と鬼滅が好きな私特です。出来れば中の人繋がりで沖田総悟さんと伊黒小芭内さんの話を作ってください。 (2020年3月19日 21時) (
レス) id: 162515ae54 (このIDを非表示/違反報告)
咲 - 100票目ゲット！（）面白いです！ (2020年3月9日 14時) (レス) id: c368caa131 (このIDを非表示/違反報告)
霧夜 - なんというか…めっちゃ好き。鬼滅と銀魂大好きだから。更新頑張ってくださいね！ (2019年11月3日 9時) (レス) id: 4f991030a8 (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 銀魂と鬼滅だ！！！やたぁぁぁ！有り難うございます！これからも更新頑張って下さい！ (2019年10月30日 16時) (レス) id: 9e987c36f1 (このIDを非表示/違反報告)
この - すげぇ俺得な小説。え？神か？？神なのか？？？ (2019年10月28日 22時) (レス) id: 94dd1e54ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空理/空論 x他1人 | 作成日時：2019年10月19日 19時
