十一話 ページ14
いや、カッコつけて
なんか進んだけど
呪霊って何！？呪具って何！？
ほんと。頭追いつかないんだけど！
あんの〜クソ教師〜！
呪具を握りしめて
私はゆっくりと中を進んでいく
ていうか、私
呪霊一回も見たことないのに
そんな人目見ただけでわかるの！？
人間っぽくて間違って殺したらそれこそ死刑だよ...
呪霊って一体どんな...
貴｢...あっ｣
私の目の前には
いかにも人間ではない
腕が八本の謎の生物がいた
絶対にあれでしょ...
その生物は私と目が合うと
躊躇なく襲ってきた
貴｢ちょっ！！ちょっ！！
タンマタンマタンマ〜！！｣
私はそれに驚き走り出す
いやいやいやいや、何あれ、気持ち悪い！
なんか、めちゃくちゃ口開けて
こっち向かってくるんですけど！
あれをどうやって祓えばいいのよ！
あ、そう言えば呪具があったんだった！
私は、立ち止まり振り返り
呪霊のほうに呪具を向ける
多分、これで切れば
呪霊は祓えるって感じな気がする...
確か恵曰く核みたいのがあるんだっけ？
あの白くボヤついてるやつとかかな？
貴｢そうと決まれば話が早い！
さぁ、来い！呪霊！｣
私が気合を入れたと同時に
呪霊は、さっきの通り襲いかかる
ここだ！
私は思いっきり腕を振り上げ
刀を振り下ろそうとする
スポン
嫌な音が聞こえた気がした...
手の方を見ると
手から刀が抜けてしまっていた
握手〜！！なんでここで発揮しないのよ！
緊張しすぎて
手に力入んないってことあるか！
貴｢ちょっ、やっぱり待って！｣
そんなことを言っても
呪霊が聞くわけでもなく
問答無用で私に襲いかかる
貴｢こ、..来ないで〜！｣
私は死という恐怖に
恐ろしく感じ目を瞑り腕を振り下ろす
しかし、いつまで経っても
体に痛みが感じないため
ソっ、と目を開ける
目の前には、先程の呪霊が
粉々に砕け散っていた
そして、私の手には
禍々しい程の呪力が溢れて
指先からは血が流れている
貴｢...これが宿儺の呪いの力？｣
そう言った瞬間に呪いの力は収まり
ただの手に戻っていく
私は恐ろしくなり、急いで建物から出ていく
入り口には悠仁たちが待っていてくれてた
虎｢結！大丈夫か！
なんか、凄い呪力が溢れてたけど...｣
私はそんなことも聞かずに
悠仁に思いっきり抱きついた
手の震えなどに気づいた悠仁は
私の背中をソっ、と撫でる
五｢これは、予想外だね〜
まさか、ここまでの力があるなんて...｣
こんな力...なんで私に宿っているんだろう...
何も...私何もしていないのに
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ララ - 十七話が可笑しいです。つくづくだと思うのに (4月29日 15時) (
レス) @page20 id: c53479bd69 (このIDを非表示/違反報告)
Sirius(プロフ) - ゆずさん» ゆずさん。コメントありがとうございます！宿儺様かっこいいですよね...。もう、私も見た瞬間に落ちました...。そうなんですよね...。純愛になっちゃうんですよ！私、純愛系が大好きで...。そう言ってくれると凄く嬉しいです！頑張ります！よろしくお願いしますね！！ (2021年4月26日 19時) (レス) id: baf8d2c44e (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 初めまして！最近アニメを視て宿儺様沼にハマった者です！！宿儺様の純愛とっても良いです。読んでて胸が切なくなります。一気に読んでしまいました！更新大変でしょうが、続き楽しみにお待ちしております！！ (2021年4月26日 15時) (レス) id: 9087c45e44 (このIDを非表示/違反報告)
Sirius(プロフ) - ぷりぷりとっぽさん» ぷりぷりとっぽさん。コメントありがとうございます！ニヤケますよね...私も宿儺みながらいつもにやけてます。私はもう手遅れです...。あの色気と言いかっこよくて惚れちゃいますよね...。一緒ににやけましょう...。これからも読んでくれると嬉しいです！ (2021年4月11日 15時) (レス) id: baf8d2c44e (このIDを非表示/違反報告)
ぷりぷりとっぽ(プロフ) - ん、んふふ///・・・はっ(゜ロ゜) 変態じゃないんです！！ニヤニヤしちゃうんです(*´-`) (2021年4月11日 11時) (レス) id: 4f0c2ae87b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sirius | 作成日時：2021年3月19日 23時
