今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:321 hit
小|中|大
4 ページ4
結局、その日は大人しく家に帰って床についた。
そうして、私は思った。
私はもしかしなくても、人殺しの瞬間に出くわしてしまったのではないだろうか。
刀持ってたし、首がスパンって切れてたし、変な格好してたし、なんかすごい気まずかったし。
まぁ、万が一あれがそういうことだったしても、だ。
私は殺されなかったし、私を襲おうとしたし、自業自得だろう。
……大丈夫?
私口封じに殺されたりしない?
……まあ、素直に返してくれたし、大丈夫でしょ。
まさか跡をついてきて家を特定してから私を殺すなんてめんどくさいことしないでしょ。
私だったらその場で殺す。
相手は非力な女だし、こっちは刀持ってるし。
わざわざそんな回りくどいことする必要なんかないんだから。
大丈夫か。
たぶん大丈夫。
そんなに深く考えなくても。
その時はその時だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
「鬼滅の刃」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:林鈴 | 作成日時:2023年12月31日 2時