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191.相談 ページ41

私は、全てを話した。



その間、キュネラは黙って聞いてくれていた。



「自分が・・・醜くて嫌でしかたないの。」



「あー、つまり、あれか?愛されてるか心配・・・ってことか?」



「・・・そう、なのかもしれない。」



キュネラはふーっ、と息をつき、上を見上げた。



「私は・・・愛されていると思うぞ。



でなければ、あの攫われた時、迎えにこなかったと思うぞ?」



「でも・・・。」



もしかしたら、あの時とは、もう心が変わっているかもしれない。



どんどんと思考がネガティブな方向へ行こうとした時、



バチンッ



と、キュネラが私の両頬を、両手で叩いていた。



「まったく・・・面倒な思考回路なんて止めてしまいなさい。



(人1)はローグの事、好きなんだな?」



「も、もちろん!」



「だったら相手を信じなさいよ。あの人がすぐに気持ちが変わるような人に思って?甘いわ!



そんなにうじうじしてうじ虫みたいな事している間に相手に伝えるとか、何とかしなさいよ!



この際、もう当たって砕けろなんだから!」



「あ、砕けるの決定なんだ。」



そして、二人でクククッと笑った。



「ありがとう、キュネラ。すっきりしたよ。」



スクッと立ち上がり、走りだした。



そして、振り返り、



「手紙もありがとねー!大事に読むよー!皆に体に気をつけてって言っておいてー!当たって砕けてくるよー!またねー!」



と言いながら、手をふった。



「まったく・・・本当に砕ける気か・・・。



大丈夫だとは思うが・・・。」



キュネラは、呆れたように笑った。

192."偽物"→←190.キュネラ



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設定タグ:妖精の尻尾 , ローグ   
作品ジャンル:恋愛
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茶碗蒸し(プロフ) - コメント、ありがとうございます!そう言ってもらえると、嬉しいです!更新、ネタが思いつき次第頑張っていきます! (2017年3月11日 22時) (レス) id: 2b1984254b (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 更新頑張ってください!いつも見ています(*´-`)続きがきになります( ´艸`) (2017年3月11日 22時) (レス) id: a650d73657 (このIDを非表示/違反報告)
茶碗蒸し(プロフ) - 返信遅れて申し訳ありません!!コメント、ありがとうございます!!更新頑張っていくので、どうぞ、これからもよろしくお願いいたします (2016年12月31日 5時) (レス) id: 2b1984254b (このIDを非表示/違反報告)
六竜(プロフ) - 最っ高に面白いです!!!!ローグと夢主のイチャイチャもっと増やして欲しいです!更新頑張ってください (2016年12月31日 1時) (レス) id: 01bafc1330 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茶碗蒸し | 作成日時:2016年11月23日 9時

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