【フェアリーテイル】１７歳妖精の尻尾に所属しています・・・！４

１６１.これからの話 ページ11

｢あ、そうだルーシィ姉。あの時はありがとね。｣



｢？あの時って？｣



｢星霊王を呼び出してくれた時。



ルーシィ姉のものすごい決心のお陰で、私、マルド・ギールから逃げる事が出来たから。｣



｢そう。役に立てたなら嬉しいわ。｣



｢そういえば、ルーシィ姉これからどうするの？｣



｢そうねぇ。とりあえず、文を書く仕事に就けたらいいなと思ってるわ。｣



｢そっかぁ〜。｣



｢そういう(人１)は？｣



｢えっ？｣



｢これからどうするの？｣



｢どうするって・・・言われても・・・どうしよう・・・。｣



｢なりたいものとかは？｣



｢なりたいもの・・・か・・・。(思えば、そういうなりたいものとか考えた事なかったなぁ)｣



｢(元々、妖精の尻尾に入ったのって森に一人ぼっちだった私を、ルーシィ姉達が連れて帰った事が始まりだしなぁ・・・。)｣



｢そう考えれば、なりたいものとか無いんだよなぁ・・・。｣



｢剣咬の虎に来るか？｣



｢｢えっ！？｣｣



｢もちろん、(人１)がいいならの話だが。｣



｢い、いの・・・？｣



｢？俺が断る理由なんて無いだろう？｣



｢じゃあ、(人１)は剣咬の虎に行くって事で決まりね。｣



｢えと・・・よろしく・・・ね？｣



｢それじゃあ、問題も解決した事だし、アタシはとりあえず、自分の家に戻るわ。



元気でね。(人１)｣



｢うん。ありがとう。｣



バタンッ



｢・・・。｣



｢・・・。｣



ガタッ



｢何処か行くの？ローグ。｣



｢あぁ、剣咬の虎に行ってスティングから報告してこようと思う。｣



｢あっ、それなら私も行くよ！｣



｢そうか。｣



｢ちょっと待ってて！！｣



｢あぁ。｣



____支度中____



｢お待たせ！！｣



｢行こうか｣



｢うん！｣

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