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60.二正面作戦 ページ10

目を覚ましたら目の前に広がっていたのは天井と

「ナツ兄・・・?」

心配してくれているような顔で私の顔を覗きこんでいたナツ兄だった。

「(人1)!!起きたのか!!体調は!?何処か具合悪いとことか骨が折れたとかないか!?」

「最後の質問おかしいですよナツさん・・・。倒れてナツさんがキャッチしたのできっと折れてはいないと思いますよ。」

「ナツ。一つ一つ丁寧に質問してやれ。(人1)が混乱しているだろ。」

「体の方は大丈夫です。ナツ兄掴んでくれてありがとう。運んでくれたのもナツ兄?」

「あぁ。」

その時私はあの人がいないことに気づいた。

「ねぇ・・・



ルーシィ姉は・・・?」

「「「「・・・」」」」

「ルーシィ姉・・・何処にいっちゃったの・・・?」

皆は黙ったままだった。

「ルーシィ姉何処にいったの!?ねぇ!!ナツ兄エルザ姉ウェンディ!!ルーシィ姉は!?」

「落ち着けぇ(人1)」

「マスター・・・。」

「ルーシィは・・・王国軍に捕まった。」

「な、何で・・・?



ルーシィ姉・・・巻き込まれたの・・・?」



「だからこれから2正面作戦の計画を練る。」

「二正面作戦・・・?」

どうやら一チームが大魔闘演舞に出て、

もう一チームがルーシィ姉救出に向かうというものだ。

「(人1)はルーシィ救出に向かう。」

「いや、マスター大魔闘演舞に出させて下さい。」

「んなっ!?じゃ・・・じゃが・・・!!」

「マスターそれには私も賛成です。

第一(人1)は大魔闘演舞一日目しか出ていません。

戦力はもう十分あると思います。」

「・・・そうじゃな。それで行こう。」

「「ありがとうございます!!」」

「(人1)本当にそれで良いな?」

「はい!私に二言は(多分)ありません!」





全員に気合いが入った四日目の夜。



最終日は一体どんな演舞になるのか・・・。





この時の私は



あんな悲劇が襲ってくるなんて



知るよしもなかった・・・。







「助けてよ・・・__________。」



何処かで誰かが呟いた言葉は



何処の誰にも届かなかった________________。

61.大魔闘演舞最終日 妖精の星作戦開始→←59.感謝&(本編)私とアタシ



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設定タグ:妖精の尻尾 , ローグ   
作品ジャンル:恋愛
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茶碗蒸し(プロフ) - コメントありがとうございます!実は私自身も夏祭りは結構気に入っています。語り場はどんな感じなのか気になるので見てみようと思います! (2016年8月25日 13時) (レス) id: 2b1984254b (このIDを非表示/違反報告)
AKUTO - 見ました!個人的には夏祭りが好きです!あとストーリーもいいですね! 今自分ホムペで、一緒に語ってくれる人探してます。良ければ、「フェアリーテイルについて語ろう(語り場)」で出してますよろしくお願いします! (2016年8月25日 4時) (レス) id: f3e58df52e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茶碗蒸し | 作成日時:2016年8月6日 3時

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