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99.島を沈める ページ49

「とにかく、避難しませんか?あたしたちまで倒れちゃったら、船まで運ぶ人がいなくなっちゃう!」



「・・・この島を沈めよう」



「え?沈めるって・・・どういうこと?」



「この島は生きている。それは君達も知っているだろう?」



「え、えぇ・・・」



「この巨大生物には、海底に戻ってもらう。島だけならまだしも、風に乗って、大陸にまでウイルスが飛んでいったら大変だからな。」



「たしかに、そう・・・だけど!」



「一般の民にまで、被害が及ぶ事は許されない」



「・・・っ!」



「沈めればいいんだな」



「ナツ・・・」



「簡単じゃねぇか。沈めて、ウェンディたちを治す。他にやることはねぇ!」



「そうね」



「そうだな。ナツの言う通りだ」



「ナツ・・・兄・・・私も・・・行きたい・・・。」



「(人1)は安静にしてろ。」



「調べたい・・・事・・・が・・・あるの・・・。お願い・・・連れてって・・・!」



「でも・・・!!」



「ソフィニア・・・なんとか・・・ならないの・・・?」



「・・・神は万能じゃない・・・。」



「・・・。」



「けど・・・方法がない訳じゃない・・・。」



「えっ・・・?」



「例えば(人1)から治癒魔法を私に治癒魔法を移す。けれど、私はそれは一人にしか使えない。その治癒魔法で治したら・・・一時的・・・3日は治癒魔法が使えなくなる。それは、ウェンディにしても一緒。」



「・・・必ずしも、それがいいとは、言えない。」



「ウェンディ、少しの間、ごめんけど我慢出来るか・・・?」



「ナツ兄。」



「はい!私、これでも妖精の尻尾の魔導師ですから!(人1)、早く治してね!それに、(人1)の方が重病だよ?」



「ごめっ・・・ん・・・ウェンディ・・・。」



「それじゃあ、治癒魔法移すわよ?」



「う、ん・・・。」



ブワッ



「これで、完了。後は治癒するだけ。」



スウゥゥ



「(人1)、気分は?」



「大丈夫・・・。だと思う。ウェンディ行ってくるね?ごめんね。ありがとう。ウェンディの分も頑張ってくるからね。」



「うん・・・!私の分も頑張ってきてね・・・!」



「行こう!!」



「ウェンディは任せていのだな?」



「あぁ。どうにかしてワクチンが作れないか探ってみる。」



それを聞き、安心した後、作戦会議が行われた。



「一番いいのは海ん中入って攻撃か・・・」



「それ、あたしが行くわ」



「私も・・・海行く・・・!!」

100.海の魔物→←98.未知のウイルス



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設定タグ:妖精の尻尾 , ローグ   
作品ジャンル:恋愛
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茶碗蒸し(プロフ) - コメントありがとうございます!実は私自身も夏祭りは結構気に入っています。語り場はどんな感じなのか気になるので見てみようと思います! (2016年8月25日 13時) (レス) id: 2b1984254b (このIDを非表示/違反報告)
AKUTO - 見ました!個人的には夏祭りが好きです!あとストーリーもいいですね! 今自分ホムペで、一緒に語ってくれる人探してます。良ければ、「フェアリーテイルについて語ろう(語り場)」で出してますよろしくお願いします! (2016年8月25日 4時) (レス) id: f3e58df52e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茶碗蒸し | 作成日時:2016年8月6日 3時

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