９６.島に上陸 ページ46
｢にしても、毎回、乗り物酔いするとか・・・かわいそうになってくるわ｣
｢乗り物酔いをして一人前らしいですよ｣
｢フローもそーもう、そーもう｣
｢そうなの？意味わかんない｣
｢やっぱり副作用みたいなものなんじゃないかな？｣
｢(人１)がトロイアかければ済む話じゃないの？｣
｢そういえば・・・。｣
｢(人１)・・・。｣
｢どうしたの？｣
コイ コイ
と言う手招きに近づいて行った。
ギュウゥゥゥゥゥゥ
｢え・・・？へっ！？えっ！？えぇ！？ちょっ・・・！！｣
｢これで少しは落ち着く。｣
｢ア、アノ・・・ローグサン・・・？皆がニヤニヤしながら見てるから恥ずかしいんですけど・・・。｣
｢もう少しだけ・・・。｣
｢(ローグってこんな性格だったっけ！？まぁ少し天然なところはあると思ってたけどさ！ちょっと待って！？だいぶ恥ずかしいんだけど！！)｣
｢上陸前に、説明してもいいか？｣
｢ラハールさん・・・。｣
｢・・・そこの二人は・・・。｣
｢すいません、気にせず進めて下さい・・・！！｣
説明は簡単でなかなか分かりやすいものだった。
この島の探索。何か分かりしだい、信号弾を上げる。
また、正体不明の生体反応が多数いるということ。
*
*
準備に手間取る評議院達を置いて、先に島に上陸した。
｢分散したほうがよくないっすか？｣
｢なにがいるか、まだ分からない以上、まとまって行動したほうがいいだろう｣
｢オレらは別に平気だよ。な、ローグ？｣
｢オレは、どっちでも｣
｢にしても、奇妙な場所ですねぇ｣
｢フローもそーもう！｣
｢そうか？
あの奥・・・ナツさん！さっき見た遺跡が！｣
｢どこだ・・・？
宝物があるかもな！お先っ！｣
駆け出したナツ兄についていくスティング、それについていくローグ。
ケモケモやハッピーまで嬉々として後について行った。
すると、グレイ兄が貝を見つけた。
ルーシィ姉がおかしくないかと言う。
確かに私達は結構奥まで歩いてきた。
なのに、海の生き物が生きた状態でここにあること。
しかも、周りには木が鬱蒼と茂っている。
海水で育つ樹木なんて見たことも聞いたこともない。
ましてや、空気がないはずなのに。
少しして、魚を持ったナツ兄とハッピーが戻ってきた。
そしてナツ兄の案内で遺跡に皆が入って行った。
だが私は、気持ちとは逆に体が動かなかった。
まるで体が遺跡に入る事を拒否していた。
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茶碗蒸し(プロフ) - コメントありがとうございます！実は私自身も夏祭りは結構気に入っています。語り場はどんな感じなのか気になるので見てみようと思います！ (2016年8月25日 13時) (
レス) id: 2b1984254b (このIDを非表示/違反報告)
AKUTO - 見ました！個人的には夏祭りが好きです！あとストーリーもいいですね！ 今自分ホムペで、一緒に語ってくれる人探してます。良ければ、「フェアリーテイルについて語ろう(語り場)」で出してますよろしくお願いします！ (2016年8月25日 4時) (レス) id: f3e58df52e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶碗蒸し | 作成日時：2016年8月6日 3時
