[東リべ]東卍の裏ボス１４

愛していた ページ22

中２の夏

オレはある目的の道中
偶然オマエを見かけた

見ろ！花垣武道！
オレは生まれ変わったぞ！！
愛する女の為に、、、

花垣はオレに気付いていないのか
オレを素通りした



















稀咲
「オレはオマエを超えてやる」



















日本一の不良になる

テメェのように漠然とした夢じゃねぇ

緻密に練り上げた計画を実行する
その為に必要なモノを手に入れて



















稀咲
「佐野万次郎君と佐野A君ですね？」

万次郎
「、、、誰だテメェ？」

A
『コイツ知り合い？』

万次郎
「知らねぇ」

稀咲
「稀咲鉄太と申します」



















佐野万次郎と佐野Aは
間違いなく日本のトップになれる器

オレが操る傀儡にふさわしい

オレが日本一の不良になる為の最高の媒体だ

１０年かかる壮大な計画の中心

コイツらの信用を得るのに１年
操るに至るまでは更に２年かかる見通し
そして共に東京を制するまで３年
日本を牛耳るまでに４年
オレが日本一の不良と呼ばれるまで計１０年！！



















稀咲
「そしてオレは晴れて橘日向と添い遂げる
なのにテメェは何度オレの邪魔をした？
あ"！？
何度タイムリープした！？あ"！？」

花垣
「フラれた腹いせに、、、
ヒナを、、、殺していたのか？」

稀咲
「！？」

花垣
「何度も、、、何度も、、、！！」

稀咲
「橘はオレのオンナだ！！
テメェなんかに渡さねぇ！！
渡すぐらいなら殺してやる！！
なんでだ！？
こんなにも愛しているのに
なぜ橘日向は振り向かない！？
原因はオマエだ！！
リスペクトしてたのに！！
裏切りやがって！！
もっと早く殺すべきだった！！」

ブワッ
ガンッ



















タケミチは稀咲が握っていた銃を蹴り飛ばし
拾い稀咲に向けた

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