病院 ページ9
花垣
「エマちゃん、、、
目ぇ覚ましてよ、、、
エマちゃん、、、過去で、、、
こっちで死んじまったら救えないんだ、、、っ
エマちゃん!!!!」
万次郎
「エマ?」
花垣
「ゴメン、、、
マイキー君、、、オレ、、、」
万次郎
「何があった?
Aはどーした?」
花垣
「、、、、、、っ
バイクが突っ込んで来て
エマちゃんがはねられました、、、
A君は、、、連れ去られました、、、」
万次郎
「、、、、、、は?」
花垣
「き、、、稀咲に、、、」
万次郎
「タケミっち」
ビクッ
万次郎
「乗せて!」
タケミチは万次郎の背にエマを乗せ
病院まで歩いて行く
万次郎
「安心しろエマ
もうすぐ病院だから」
無事でいてくれ!
エマちゃん、頼む!!
エマ
「マイキー、、、?」
花垣
「エマちゃん!?」
エマ
「、、、あれ?
体が、、、動かない、、、
そっか、、、ウチ、、、バイクに、、、
Aは、、、?
Aは無事、、、?」
万次郎
「、、、ああ、大丈夫だ
先に病院に行ってる
受付とか、、、早くすれば早く見て貰えるだろ?」
エマ
「そっか、、、
だから、、、いないんだ、、、ね、、、」
花垣
「、、、、、、」
万次郎
「覚えてるか?エマ
オマエが5歳の頃
オレらの事追っかけて
ジャングルジムから落ちて足折ってさ
あの時以来だな
オマエをおんぶするの」
エマ
「、、、ねえ?」
万次郎
「ん?」
エマ
「ウチにもしもの事があったら」
万次郎
「バーカ、もしもの事なんてねぇよ」
エマ
「ドラケンに伝えて、、、
ケンちゃん愛してるって」
万次郎
「、、、自分で伝えろ」
エマ
「、、、タケミっち」
花垣
「うん」
エマ
「マイ、、、キーを、、、
A、、、を、、、おねがい、、、ね?」
ストン
花垣
「エマ、、、ちゃん?」
万次郎
「エマっ、、、エマ!?
あのさっ、秘密にするってケンチンと約束したけど、、、
ケンチン、オマエの事好きなんだぜ
両思いなんだ
だから病院着いたらすぐケンチン呼ぶから
Aもオマエの事待ってんぞ、な?エマ!
エマ、、、?」
花垣
「、、、、、、っ」
万次郎
「タケミっち、、、」
花垣
「、、、はい」
万次郎
「オレの上着、、、エマにかけてやってくれ」
花垣
「え、、、」
万次郎
「エマがなんか、、、冷てぇんだ、、、」
花垣
「っ!!
マイキー君、、、っ」
タケミチは涙が溢れて止まらなかった
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作者名:帝 | 作成日時:2021年12月27日 17時