リベンジ ページ12
タケミチは
ドラケンの大きな体を担いで
なんとか病院への道を歩いていく
しかし重すぎて足が思うように進まない
挫けるなオレ!!
途中で日向とエマが合流した
エマ
「ヒナ、救急車どれ位でくる?!」
日向
「わかんないけどお祭りと雨で道混んでるみたいで、、、」
モブ
「あれあれぇ?!
死んでねーじゃんドラケンちゃん!!」
モブ
「カスが何よけーなことしてくれちゃってんだ?!
ザコミチぃ〜!!」
モブ
「ジュース買ってこーいハハハww」
運の悪いことにキヨマサ一派だった
龍宮寺
「タケミっち、、、」
花垣
「ドラケン君、、、?」
龍宮寺
「ありがとなタケミっち
ヒナちゃんとエマ連れて逃げろ」
ハァハァと息を切らし
腹部を抑えながらも
なんとかドラケンは言葉を紡いでいる状態だ
龍宮寺
「オレは大丈夫だ、、、
早くしろ、タケミっち」
逃げろ?!
オレ、今逃げようとしてた?!
それを察して?!
こんなボロボロなのに?!
花垣
「ああああああああぁぁぁ!!!
情けねえええ!!!」
オレは!何しに過去に来たんだ!!
アッくんの人生は?!
ドラケンくんの人生は?!
ヒナの人生は?!
オレが逃げたら、ここで終わりだ、、、!!
花垣
「ヒナ、エマちゃん、下がってて」
ドラケンくん、勇気をありがとう
みんなのためだけじゃない!!
オレの、、、
オレ自身の、、、
戦いなんだ!!!
清水
「なんだテメェ、死にてぇのか?コノヤロウ」
ずっとずっと怯え続けてきた
キヨマサが目の前にいる
花垣
「逃げねぇよ」
清水
「あん?」
逃げて逃げて逃げ続けた人生
オレは逃げ続けて全部無くしたんだ
もう逃げない
これはオレの人生の
花垣
「リベンジだ!!」
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作者名:帝 | 作成日時:2021年12月15日 21時