[東リベ] 東卍の裏ボス (ページ10)

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日常ページ10

ちゅ

万次郎
「んっ、、、A？」

A
『ごめん兄貴、、、
起こしちゃった？』

さわっ

A
『！！』

万次郎
「いーよ
Aならいい」

そう言いながら
オレの頬を撫でる兄貴

あぁ、、、
オレこのまま死んでもいいや
なんの悔いもない

万次郎
「昨日のタケミっちの中学行かね？」

A
『は？』

あぁ、、、神様、、、

オレがキスしたから
こんな仕打ちしてくんの？

なんで好き好んで金髪野郎の学校行かねーといけねーの？

A
『、、、兄貴は行きてぇの？
あの金髪の中学』

万次郎
「Aは？」

ズルいよ、、、

そんな聞き方

下からオレを見つめるように聞くなんて、タチ悪いね

いいって言うしか用意されてないじゃん

A
『、、、いーよ、別に行っても』

万次郎
『A好き』

抱きしめてくる兄貴を
オレも抱きしめ返す

これでキスとかされたら
オレ今度こそ死ねる

万次郎
「行こ」

A
『うん』

伸ばされた手を掴み返したら
クソ教師が止めに入った

教師
「そこの双子！！
どこ行くんだ？！」

A
『あ”？
テメェの授業がつまんねーんだよ
兄貴の邪魔すんなら殺すぞ』

教師
ビクッ！！

万次郎
「A」

A
『はぁーい、死ねカス』

オレは中指を立て
クソ教師に暴言を吐き
兄貴と手を繋いだまま教室から出た

教室からは
やっぱ怖ぇースノー、やら
スノーカッコイイ、やら
あの双子、絵になるわぁ～、やら
色んな声が飛び交っていた