[東リべ]東卍の裏ボス１９

大切なプラモ ページ3

花垣
「え！？
三途君ってそんな感じだったの？」

瓦城
「あぁ、、、
ウチ父子家庭でオヤジ忙しくてさ
ばあちゃんの家に預けられてて
だから武臣が親父代わりみたいなトコあって」

明司
「、、、、、、」

瓦城
「ジブンが粗相すると
いつも春千代が武臣に怒られてた
なのに春千代はジブンにいつも優しかった
でもあの日、、、」



















瓦城
「え？」

三途
「オマエとはもう口利かね
オマエのせいでいつもいつもオレが怒られてんだぞ！？
わかってるのか
なんでオレばっかり、、、」

瓦城
「ごめんハル兄ぃ、、、」

三途
「オレもマイキーとスノーとか
場地みたいにもっと強くなって
兄貴に言い返せるようになりたい」



















三途は３人が羨ましかった
言い返せる強さを持っていて
でも三途にはその強さはなかった



















瓦城
「あれ？みんなはぁ？
あれぇ？どこ行ったんだ？」



















どこ探しても４人は居らず
部屋中を探し回ってると
先程のプラモが丁寧に飾られているのを見つけた



















瓦城
「わぁぁカッコイイ、、、」



















ダメだと分かっていても
遊びたい盛りの千壽はそのプラモを持ち
家の中を走り回っていた



















瓦城
「ぶーーん、わぁ敵だぁ！！」



















”ソレ、誰も触んなよ”

”触ったらぶっ殺してやっから”



















瓦城
「行けぇ千壽号！！」



















”作んのに一ヶ月かかったもんなソレ”



















瓦城
「わっ」

ガシャン

瓦城
「あっ」



















コンコルドのプラモは先が折れ壊れた

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