嫌な予感の的中 ページ20
！？
なにこれ、、、
その顔は最初
マネキンかと思ったら
マネキンではなく
本物の人だった
首から下はなく
床が血だらけになり
真っ赤に染まっていた
うっ、、、
なんとも言えない匂いと
その光景に耐えきれず
思わず吐きそうになった
でもそれをなんとか我慢し
倒れてる華ちゃんの元へ駆け寄る
華ちゃん！！
華ちゃん！！
小鳥遊
、、、、、、、A、、、ちゃん
大丈夫？！
華ちゃん！！
小鳥遊
、、、、、、なん、、、とか
華ちゃん、ここから逃げよう！
ここに居たら殺されちゃう！！
小鳥遊
！？
そんなの、、、やだ、、、
華ちゃん、
私の顔だけ見てて！
絶対、周りは見ちゃダメ！！
小鳥遊
、、、、、、分かりました
(なんか良くないものがあるんだ、、、)
華ちゃん、立てる？
小鳥遊
、、、、、、はい
なん、、、とか
ゴソゴソ
小鳥遊
なに、、、、してるんですか？
なにか連絡取れそうなもの探してるの
あっ！
あった！
よし、行こう
小鳥遊
はい！
外に出て数分後
華ちゃん、大丈夫？
小鳥遊
はい、さっきより回復しました
所々、まだ痛いけど、、、
あっ！
Aちゃん、前に車が見えます！
ほんとだ、、、
鍵は、、、、、やっぱないよね
小鳥遊
寒いし、ここに一先ず入りませんか？
でもまだそんな歩いてないし
ここじゃ見付かるよ
もうちょっとだけ、歩こう
小鳥遊
それもそうですね
、、、っ！！
華ちゃん！！
華ちゃんを見ると
長時間殴られ続けたせいか
身体中が痛むらしく
少しずつ歩くスピードが落ちて行った
きっとあの人が帰って来たら
すぐ居ないことがバレて探される
それはなんとしでも避けたくて
私は背中に華ちゃんを乗せ
おぶったまま歩くことにした
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作者名：帝
| 作成日時：2021年2月22日 19時
