首領の女 ３

許しを乞う ページ16

今回のパーティーの目的は
ユダを始末し
ＵＳＢメモリを奪うこと
Aにぶつかった男も始末する手筈だったが
佐々木が取り逃したことにより
それは実行出来なかった

帰宅してからＵＳＢを受け取った九井は
早速、パソコンに突き刺し中身を確認する
やはり思った通り
不正情報が所狭しと記録されていた

一方で佐々木は
幹部に罵声を浴びせられていた
ぐちゃぐちゃに泣き腫らし
それでも許しを乞おうと必死で謝っていた



















佐々木
「ごめん、、、ごめんって〜」

三途
「何回やらかすんだテメェはよぉ？！」

佐々木
「部屋中探したのになかったんだも〜ん」

蘭
「言い訳は聞きたくなーい」

竜胆
「マジで死ねよ、役立たず」

三途
「ＵＳＢ、誰が持ってたんだっけー？」

竜胆
「姫」

三途
「あー最悪だ、、、」



















姫、、、？
もしかしてあの女のこと？



















佐々木
「姫ってあの子のこと？」

三途
「あ？テメェには関係ねーよ！！」

佐々木
「なんであの子仕事しないの？梵天の子なんでしょ？」



















ハニトラ要因の佐々木には分からなかった
それは幹部が誰一人として
Aの事を喋らなかったからだ



















蘭
「姫は梵天じゃねーよ」

佐々木
「え？ならなんでここにいるの？
おかしいじゃん！！」

竜胆
「姫はボスの女
梵天関係なくここにいるんだ」



















あの女がボスの女！？
嘘でしょー！！ありえない！！！！

あ、いい事考えた！
アタシって天才！！

隠密行動→←大切な物

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す