首領の女 ３

三途と灰谷兄弟 ページ20

A
『やっ！』

蘭
「かわい〜」

ちゅぱ

A
『やぁっ！！』

蘭
「オレも舐めちゃおーっと」



















逃げたいのにガッツリ蘭に腰を抱かれてるAに
逃げ場はなくただ２人にされるがままだった

Aの声に気付き
三途は竜胆を真横に蹴り飛ばし
Aを蘭から奪い取った



















三途
「盛ってんじゃねーよクソ兄弟！！
時間がねーっつてんだろ！！
テメェもテメェだ！
マイキー以外にやられて感じてんじゃねー」

蘭
「それは無理でしょ〜
ちょっと触っただけであんな声出んだぞ」

竜胆
「コイツそーとー感度いいよ」



















Aは助けてくれた三途の腕の中で息を整えていた
私、おかしい、、、
確かに連日やられる行為に
身体が素直に反応してしまい
ちょっと触られただけで声になってしまった



















A
『ふぇ、、、(＞︿＜｡)』



















万次郎以外に触られたことにより
Aからは涙がポロポロと流れた



















三途
「ちょっ、マジか、、、泣くなよ」

蘭、竜胆
「！？」

竜胆
「ヤバっ、殺される」

蘭
「死ぬなら楽にいきてーよな」



















三途は泣いてしまったAの背中を
抱きしめたままさすって泣き止ませようとしていた



















三途
「オマエら出て行け！」

蘭、竜胆
「は？」

竜胆
「嫌だけど」

蘭
「独り占めはずりぃんじゃねーのハルちゃん」

三途
「ハルちゃん言うな！キモイ！！」



















三途は灰谷兄弟にくらべ
Aのことを大切に思っていた
三途の王はマイキーただ一人で
そのマイキーが愛する女がAだ
マイキーが愛する者は自分も愛する
ただその一心だった

対して灰谷兄弟はAに対して
蘭はマイキーから奪いたい
竜胆は奪いたいけど無理だろうなと思っていた

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