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『雨、まだ降ってますかね？』
葛葉
「多分、窓の外見てくるわ」
ｸﾞｲｯ
葛葉
「え」
離れて座ったはずなのに
立とうとしたら服の端を遠慮がちに引っ張られた
『ここに....ここに居てください』
葛葉
「.........うん、わかった」
その掴まれた手は小さく震えていた
その手を離すことも出来たけど
それはしなかった
お湯の音が止まるまでずっと掴まれたままでいた
葛葉
「たまったけど、入る？」
『......先に入ってもいいんですか？』
葛葉
「うん」
『なら、先に入ります
葛葉さんが冷えたらダメなんですぐ出ますね』
葛葉
「いや、ちゃんと温もれよ
風邪ひいたらまずいから」
『それは葛葉さんだって同じですよ
とりあえず入りますね』
彼女が居なくなった空間
お風呂に入る音が聞こえないように
少しだけテレビの音量をあげた
頼んだ料理もまだ来ず
飲み物はないかと探した
テレビの横に常温のペットボトルの水があり
それを飲み一息つく
心臓の音が聞こえるみたいで
ドクドクとうるさく響く
このままどうしたらいいかわからない
こーいうところに来たことがないからよく分からないし
香坂の事についても
そんなに詳しく知ってるわけじゃない
彼女でもない
ただの友達......っぽいもの
２回ぐらいしか友達を会して遊んだことしかない
ふたりだけで会うのが今日が初めて
なのにこの状況
なんか色々ぶっ飛びすぎて頭がパンクしそうになった
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?(プロフ) - もし可能なら【スト鯖GTA】のお話を書いて頂けないでしょうか？無理なら構いません。楠木 帝さんの作品を毎日読んでいい作品ばっかりでどれが1位か決められないぐらいいい作品を書いてくれてありがと 今後ともいい作品を書いて下さい応援しています。🥰 (3月27日 17時) (
レス) id: 135a20d426 (このIDを非表示/違反報告)
楠木 帝(プロフ) - Aliceさんへ....こちらこそリクエストありがとうございます (3月24日 19時) (レス) id: cf0d72afbe (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - リクエスト書いていただいてありがとうございました😭最高でした💕 (3月24日 17時) (レス) @page28 id: 3710f78061 (このIDを非表示/違反報告)
楠木 帝(プロフ) - えむたさんへ.....ありがとうございます (3月24日 14時) (レス) id: cf0d72afbe (このIDを非表示/違反報告)
えむた(プロフ) - たまらないです！！ (3月24日 8時) (レス) @page21 id: 2c8060619c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楠木 帝
| 作成日時：2024年3月23日 20時
