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電話を切る
わざわざ車で迎えを寄越すのは申し訳ない
30分ぐらいなら歩ける距離だし
歩きたい気分なのは本当のこと
このままだと会えない
こんなぐちゃぐちゃな気持ちのまま会いたくない
会って今朝みたいに普通には出来そうもない
どんどん卑屈になっていく
来なければよかった
知らなければよかった
そんな悪い方に考えがいき
このまま何も言わずに帰ってしまおうかとも思う
今日のことは忘れて
またいつもの日常が送れたらどんなに楽か
でもそんな現実的じゃないことまで考えてしまう
目の前に東京ビックサイトが見えてきて
中からたくさんの人が出てくるのが見える
見たくない、その一心で走った
ﾄﾞﾝｯ
モブA
「きゃあっ！！」
『ご、ごめんなさい！！』
モブA
「いえ、私の方こそごめんなさい！！」
ふと見える地面に落ちた彼女の鞄
そこにはたくさんの彼の顔
赤いリボンで彩られ
豪華なキーホルダーがぶら下がる
それを見ていると涙が溢れてくる
モブA
「えっ、どこか怪我とか....」
モブA彼氏
「うわ....クソ美人....
お前なにやってんだよ」
モブA
「だって〜」
モブA彼氏
「ちゃんと前見ろっていつも言ってんじゃん
お姉さんごめんね、俺の彼女が」
モブA
「ちょっと！！」
こんな会話が繰り広げられてるのも気付かず
私は泣きじゃくっていた
気がついた時には周りに私たちを囲むように
たくさんの人が居た
『す、すいません
怪我とかないんで、大丈夫です
ほんとすいません！！』
モブA
「えっ、待って！！」
彼女の静止も無視し
知らない人にいつの間にか囲まれてしまったのが
恥ずかしくて思わずその場から逃げてしまった
走ってる最中、誰かに腕を引っ張られた
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?(プロフ) - もし可能なら【スト鯖GTA】のお話を書いて頂けないでしょうか？無理なら構いません。楠木 帝さんの作品を毎日読んでいい作品ばっかりでどれが1位か決められないぐらいいい作品を書いてくれてありがと 今後ともいい作品を書いて下さい応援しています。🥰 (3月27日 17時) (
レス) id: 135a20d426 (このIDを非表示/違反報告)
楠木 帝(プロフ) - Aliceさんへ....こちらこそリクエストありがとうございます (3月24日 19時) (レス) id: cf0d72afbe (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - リクエスト書いていただいてありがとうございました😭最高でした💕 (3月24日 17時) (レス) @page28 id: 3710f78061 (このIDを非表示/違反報告)
楠木 帝(プロフ) - えむたさんへ.....ありがとうございます (3月24日 14時) (レス) id: cf0d72afbe (このIDを非表示/違反報告)
えむた(プロフ) - たまらないです！！ (3月24日 8時) (レス) @page21 id: 2c8060619c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楠木 帝
| 作成日時：2024年3月23日 20時
