完璧な奥さん２ (ページ26)

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しゃがみこむ女ページ26

sideローレン

廊下を歩いてる最中
誰かに話しかけるレオスを見つけた

ローレン
「なにやってんの？そんなとこで」

レオス
「それがですね....」

聞いたら
レオスの前にしゃがみこむ髪の長い女
知らないやつでなにかあったのかと話しかけても
無言を貫きどうしたらいいかわからないと

ローレン
「お姉さん、こんなとこでなにしてんの？」

『............話す義理はない』

ローレン
「そりゃそうね」

レオス
「さっきからこればっかで
私どうしたらいいか困ってたんですよ」

ローレン
「ん～～じゃあなんでしゃがんでんの？
どっか痛いとか？」

『........言う必要がない』

ローレン
「俺、お姉さんのこと見たことないし
部外者でしょ？どう見たって
もしかして迷子とか？」

レオス
「それはないでしょwいい大人が迷子ってww」

『........迷子だったら悪い？』

ローレン、レオス
「マジ....？」

手がかりを聞こうにもなにも教えてくれない
こうなったらロビーに行った方が早いのでは？
と思いロビーに向かおうとした
ロビーなら地図もある
話したくないなら指を指してもらえればそこに連れて行ける

レオス
「と、とりあえず戻りましょ
待ち合わせとかなら待ってる人が居るだろうし」

ローレン
「ん～それもそうね、お姉さん着いてきて」

『気持ち悪い....』

ローレン、レオス
「ん？」「はい？なんて....」

『吐く....』

ローレン
「え、嘘だろ！！」

レオス
「ヤバいヤバい、トイレ！！」

ローレン
「待って待って！！口手で抑えて！！」

俺たちは大慌てで近くのトイレを探し
女をトイレに突っ込んだ
入る訳にも行かず外でふたりして待つ