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大きな音 ページ12

レオス
「あ、ローレン!!
早く来ないとエレベーターに乗り遅れますよ!!」

ローレン
「マぁ!?急げ急げ!!」



















ふたりが去ったのを確認して
Aから口を塞いでいた手を退けた





















『もうっなんなの?!
私、殺されるようなことした?
それともさっきのまだ怒ってるの?』

葛葉
「知り合いが居たんだよ」

『そんな理由?
そんな理由で殺されそうになったの?
意味がわからない』

葛葉
「殺そうとしてねーよ
お前が息するのが下手なだけだろーが
何回やったらお前は覚えんだよ
それとも練習すっか?
ちゃんと息が吸えるように
パニックにならないようにずっとしてやろうか」

『それは嫌、死ぬと思うので遠慮したい
それに、さっきのでもうギブ、無理』

葛葉
「やってる時は出来て
なんで今はできねーのか謎だわ
それに、俺に支えて貰わなきゃ腰砕けてんのに
なんでそんな威勢いいかね〜」



















必死で服を握りしめてるくせに
口だけは達者なA
こういう所は昔からなにも変わらない
でも、俺から見ると
ただ子猫が必死に爪を突き立てて
みゃあみゃあ鳴いてるようにしか見えない



















『服........』

葛葉
「服?あぁ、どうでもいい」

『なんで隠れたの?
行きは隠れなかったよね?』

葛葉
「行きは知り合いが居なかったんだよ
スタッフは居たけどどーでもいいし
今は他のライバーが居んの
バレたらめんどくせーから隠れただけ」

『知ってる人なんでしょ?』

葛葉
「まぁ、知ってはいるな
でもめんどくせー、絶対見つかったら絡まれる」

『あんま会わないの?その人と』

葛葉
「プライベートだと会わねぇな
そろそろ行ったし戻るか
お前も歩けるだろ?」

『私の為にどうも』

葛葉
「いーえ」



















レオスとローレンのふたりにはまだ会わせない
声が大きなレオスにAは絶対びっくりする
大きな音が苦手なA
さっき起こった不破っちの件も
大きな音にびっくりするよりも先に
不破っちの心配の方が勝ったんだろう
口付けを交わした時に
逃げないように頭を固定した
その時に後頭部の下にたんこぶがあるのに気付いた
きっと本人は気付いてない

Aの手を握り
楽屋への道を少し早めの速度で歩いた
もう他の人に会いたくない

手→←忘れ夢中になる



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楠木 帝(プロフ) - えむたさん、ありがとうございます (1月11日 9時) (レス) id: cf0d72afbe (このIDを非表示/違反報告)
楠木 帝(プロフ) - 蝶形苺_DIAさん、ありがとうございます (1月11日 9時) (レス) id: cf0d72afbe (このIDを非表示/違反報告)
えむた(プロフ) - どすとらいくな作品です… (1月11日 5時) (レス) @page24 id: 2c8060619c (このIDを非表示/違反報告)
蝶形苺_DIA(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです!続きも待ってます♡ (1月11日 0時) (レス) @page24 id: b7f5c20393 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楠木 帝 | 作成日時:2024年1月9日 18時

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