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渋「うるさいちょっと黙って」
いやまあ、確かに
仕事で忙しいすばるくんには迷惑かな。
何も言わずに
自分の部屋に戻って行くすばるくんを見て、
さすがに怒らせちゃったかなあと思ったのも束の間
渋「…落ち込みすぎやろ、デブかお前」
と言ってすばるくんが手渡してきたのは、
ラッピングされた箱に入ったケーキ。
…ケーキ！？
渋「たまたまカバンに入ってたんや。」
「たまたま？？ラッピングされててたまたま？？」
渋「うるっさいな！」
「買ってきてくれたの？ねえ！」
渋「んなわけないやろ」
「だってこれ、
わたしが食べたいって言ってた新しいお店の！」
．
ふう、と一息ついたすばるくんの口。
興奮しているわたしの首元に急に近付いて来た
すばるくんの顔。
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作者名：ゆう | 作成日時：2016年10月31日 16時
