デートwith ページ6
『お、お待たせいたしました、ﾌﾌｯぶふっ、ぶ、ブルーハワイかき氷になります』
トレイを片手にボックス席へ赴くと、長い腕を組んだピエロが振り向く
「笑ってるよね？」
バレたか。
「ねえ、あとさブルーハワイってかき氷じゃないよ。僕が頼んだのはブルーキュラソーだけど♣」
『で、ですよねー、あははは』
「こらっ！A、ブルーハワイかき氷って言ったろ！」
いやね、おばあちゃん。
考えたら酒場でブルーハワイ頼んでんのも用意してあんのもおかしいと思うんだよ。
美味しいですよ？と微笑むと、苦笑混じりでいいよ。と笑みを返される
「まあ食べるしね♦」
え！？食べちゃう？いいの？マジですか？ブルーハワイですよ？
「代わりにボクとデートとかどうかな？」
『でえと？何それおいしいんですかあ』
……勢いでボケた自分をぶん殴りたい。目を細めたまま固まった端正なお顔。まって、怖い怖い。殺気が強いよ？
展開急すぎるって私仕事とプライベートは混同しない女なんだけど
「安心して、食べたりしないから♥」
『あはは、私を扱いきれるのは三丁目のダニエル君しかいないので……』
心外だなぁ、と明らかな不審者に微笑まれている私。なにこの状況
「じゃあ、手を出してくれるかい？」
『へ？』
待って、今度は何手相でも見るの？
警戒しながら手を出した途端、関節に鋭い痛みを感じる
絵面で言えば恋人繋ぎ。感覚で言えばプレーンバスター
『ちょっと店内で人気者じゃないですか離してください』
軽蔑の視線を送ると、無言で指に力が掛けられる
『痛っ！？いや折れる折れるから粉砕するから！』
ここ、痛い？とピンポイントで圧力を掛けられ…待って死ぬからヤバいから！
「ｸｸ、ね？」
『わ、わーこれ以上は危険、じゃなかった私には刺激的すg痛アァァ！！』
「デートしたい人ー♠」
『HEY！！』
机に伏したところで、ポンっと私の頭に何か置かれる。
『ん……とハンター試験？』
チラシ？ネットのコピペだろうか。
《今年もハンター試験がやってきた！》
《ライセンスを取得して、一流ハンターへ！》
ライセンスって受験とかに使うやつかな。TOEIC的な？
ていうか待てよ、あれ、試験なんだよね？こんな今年も豆まきしますよ的な町内会のノリでチラシ作ってもいいの？思いっきりよく見るフリー素材使っちゃってるけど
……そもそもハンターって何それおいしいの？
__
『ハンター？モンスターの方ならやったことあるかな』
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shela(プロフ) - さん» 教えてくださってありがとうございます〜！ (2022年8月13日 21時) (
レス) id: 9d22579331 (このIDを非表示/違反報告)
- ページ37の勘違い、事業説明してます… (2022年4月29日 11時) (レス) @page37 id: a8792a9d0d (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - momoさん» コメントありがとうございます！とりあえずヒソカのリクエストがあったのでヒソカオチは必ず書きます。リクエストがあったキャラは全員分岐として書いていく予定です！後は続編で登場するルイスぺトロと私が書きたいキャラ達も入れます！あやふやでごめんなさいm(_ _)m (2019年2月16日 22時) (レス) id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 落ちは誰ですか？ (2019年2月16日 21時) (レス) id: 3eab5fcd02 (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - アルテミスさん» 読んでいただき、さらにコメントまでありがとうございます( T∀T) 私なんかの作品で笑っていただけるなんて嬉しいです！嬉しさのあまり現在進行形で三点倒立しております！更新、頑張りますねっ(*≧ω≦) (2018年6月18日 22時) (レス) id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shela | 作成日時：2018年6月11日 19時
