褒美 ページ36
「私はヒソカ……ハンターの資格…あると、、わない」
「しかし…わ、、」
タッタッと規則正しい足音と体の揺れ
途切れ途切れに声が聞こえるけど、目蓋が重くて開かない。
ってあれ、私なんで寝てるんだ？
『ウォッチ！今何時？』
「A！目が覚めたの？」
『ゴンきゅん！』
目を開くと、天使……？
『なんだ夢か』
「違うから！待って、寝ないで！ヒソカに気絶させられてたんでしょ？」
『え？……っとクラピカとレオリオは！？』
ヒソカというワードに記憶がフラッシュバックして、私は本格的に目が覚める
目は覚めたけど…なんだか身体が暖かい。そもそも私何処で寝てるんだこれ
バッと顔を起こして自分を支えているものを確認する
「A、動くな。女性に体重の亊は言いたくない」
『え、ご褒美？ご褒美かな？』
どうやらクラピカが寝ている私を背負いながら運んでくれたらしい
紳士だな。優しいな。可愛いな！！……ん、あれ、体重って
『あ。ごめんクラピカ。私今十キロのダイエットサポーターつけてるから』
「通りで重いわけだ。安心した。」
『え！？やっぱ重い？あ、うん。サポーターの話だけどね！？』
ああ。正直落とそうかと思った。
平然とクラピカが放つ言葉に、私の中で何かがガラガラと崩れ落ちる。
マジかよ60％カットのマヨネーズ食べてるのに。毎朝プランクだってしてるのに！
『ていうかレオリオは？』
確か私が気絶する前は居たはずだ。ゴンもあの時居なかったはずだけど…
疑問を口にするとゴンがこちらを見る
「ヒソカと戦ってさ、俺とクラピカ負けちゃって。レオリオは運んでもらってる！」
『ごめん全然思考が追い付かない』
ちょっと説明が雑すぎる気が……運んでもらってるって一体何があったの！？
「詳しい説明は後で！ほら、二次試験会場だよ！！」
『え？』
ゴンの言葉に、回りを見渡してみる
辺りはいつの間にか草木が繁茂する湿原を抜け、開けた景色に変わっていた。中央には門のような建造物が見える。
『あの門の先が、次の会場？』
背丈を遥かに越す大門の前には、受験者達がたむろしているようだった。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
『キルアさんがいない件について』
「面倒見てらんないから先に行った」
『グスッ…うう、なんでそんなことを…うわーん！キルアのバカー！』
「…せっかくなら「何よ意気地なし！」まで言おうぜ」
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shela(プロフ) - さん» 教えてくださってありがとうございます〜！ (2022年8月13日 21時) (
レス) id: 9d22579331 (このIDを非表示/違反報告)
- ページ37の勘違い、事業説明してます… (2022年4月29日 11時) (レス) @page37 id: a8792a9d0d (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - momoさん» コメントありがとうございます！とりあえずヒソカのリクエストがあったのでヒソカオチは必ず書きます。リクエストがあったキャラは全員分岐として書いていく予定です！後は続編で登場するルイスぺトロと私が書きたいキャラ達も入れます！あやふやでごめんなさいm(_ _)m (2019年2月16日 22時) (レス) id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 落ちは誰ですか？ (2019年2月16日 21時) (レス) id: 3eab5fcd02 (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - アルテミスさん» 読んでいただき、さらにコメントまでありがとうございます( T∀T) 私なんかの作品で笑っていただけるなんて嬉しいです！嬉しさのあまり現在進行形で三点倒立しております！更新、頑張りますねっ(*≧ω≦) (2018年6月18日 22時) (レス) id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shela | 作成日時：2018年6月11日 19時
