フェンリルは誓う ページ30
『もののーけーたちーだけーぇもののーけーたちーだけぇ』
森に入って数10分。薄気味悪くなった私は歌いながらポチを捜索する
「えっと、色々大丈夫かな？」
高く響くこの声は…
『ヒソカさん！？どこにいるんです？あ、出てくるの待って！隠れますから！』
「せっかく会えたというのに失礼な。だけどその反応、正解♥」
訳の分からない事を言い出すピエロの場所を確認するために辺りを見回す。
結構開けた場所だな、、ん？
『しっ、死体？』
私の回りを取り囲むように大量の人の死体が転がっている
ぎゃああ！怖いって！何があったの！？
首を落とされたものや、トランプが腹に突き刺さったもの。無惨な姿に全身の毛という毛が全て逆立つ感覚を覚える
「ごめんよ、驚いたかい？」
『おわっ！』
ヒソカさんが木から飛び降りて、
え、木に登ってたの。え？
まさか誰かが構ってくれるまで必死にしがみついてたとか…
『貴方が犯人ですか？これ。そうだとしたら立派な犯罪、、』
ヒソカさんを問い詰めると、答える代わりに後ろ手に隠していただろう何かをひょいっと見せてくる
「ウォン！」
ジタバタともがく毛の塊。ドラちゃん……？
『ヒソカさん？なんでドラちゃんを掴んで、ポチは、？』
「受験者じゃ物足りなくてね♣」
妖しく輝いた金色の瞳が私を捕らえる
「この子犬を殺されたらどんな顔するのかなって、怒ってくれるかなって♦」
ドラちゃんを、殺す？
『何言って』
「だから、分からないのかい？」
今からこの子犬殺そうかなって。そう言い放ったこの男の目は冷たくてどこか儚い
首根っこを掴まれているドラちゃんが、悲しげに鳴いている
『させる訳ないでしょう。いい人だと思ってましたが、気でも触れました？』
怒りに堕ちた私の身体は、落ち着けと繰り返そうと静まらない
『グワアーーーオン！！』
「ｸｸｸ。正直な子だ♥」
念の発動条件は、私の遠吠え。辺りが青白く発光している
『ん？あちょっとタイム、タイム！』
な、何だすか決めてなかった！たまに子犬とかでてくるから！分かっt
グルアアアン！！
『はい？』
「やっぱり、架空と認識される動物も具現化できるのか、、♣」
私達の上空に、黄金色の大きなドラゴンが姿を現していた
￣￣
『まって、そういえばギタラクルさんは？まさかのボッチとか笑』
「呼んだ？殺されたい？」
『いっ、、一匹狼なんて格好いい♡惚れちゃう♡、、待って！刺さないで！』
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shela(プロフ) - さん» 教えてくださってありがとうございます〜！ (2022年8月13日 21時) (
レス) id: 9d22579331 (このIDを非表示/違反報告)
- ページ37の勘違い、事業説明してます… (2022年4月29日 11時) (レス) @page37 id: a8792a9d0d (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - momoさん» コメントありがとうございます！とりあえずヒソカのリクエストがあったのでヒソカオチは必ず書きます。リクエストがあったキャラは全員分岐として書いていく予定です！後は続編で登場するルイスぺトロと私が書きたいキャラ達も入れます！あやふやでごめんなさいm(_ _)m (2019年2月16日 22時) (レス) id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 落ちは誰ですか？ (2019年2月16日 21時) (レス) id: 3eab5fcd02 (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - アルテミスさん» 読んでいただき、さらにコメントまでありがとうございます( T∀T) 私なんかの作品で笑っていただけるなんて嬉しいです！嬉しさのあまり現在進行形で三点倒立しております！更新、頑張りますねっ(*≧ω≦) (2018年6月18日 22時) (レス) id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shela | 作成日時：2018年6月11日 19時
