社畜少女がハンター試験を受けるらしいです［H×H］

新種 ページ23

「お前さんと同じくらいか若いくらいだ！！」

がははと笑うおじさん。いや全然十代には見えないです

『一応18才で通してきてるんですけど』

「どうみても20そこそこのOL……通してるってなんだよ！」

スーツ着てるし、と付け足される

『たとえ18でもバリバリ働けますよ、治安も政治も良くないですし。特に私の会社みたいな所は』

「そうか……まあ、いろんな人がいるわな」

『ええ……ぜひ観光にどうぞ、違法売人の都。私の国のブラックシティへ』

「ごめんな！？暗くなったよな、重いぞ話が！」

ははは、舐めちゃいかんヨークシンを。こんないたいけな少女を社畜にするブラックシティを

「じゃあ私と同い年か」

『え？クラピカ君同い年？』

大人っぽいなあ。可愛いなあ

『クラピカ君もハンターになりたいんだよね』

「あぁ。事情があってな」

サラサラの金髪が揺れる。整った容姿はハンターという言葉には不釣り合いだ

「ねえA、皆のこと呼び捨てでいいよ！」

ゴン様じゃなかった、ゴンが突然私の袖を引っ張る

「俺のことはさん付けにしろよ？」

『どうした、レオリオ』

「この野郎」

野郎？美少女の間違いかな？

「クアッ！」「ワンッ！」

談笑していると、ポチが一声上げて小さく旋回する。あ、この子達も紹介するか

『ペットのポチとドラちゃんです。どっちがポチかは言いません』

「鷲がポチっていうんだってよ」

『こら！キルア！』

「ユニークな発想だな」

『クラピカ、これは事情があってね？』

ヒソカさんが、と言いかけてふと考える

世間一般で見たらヒソカさんってかなりヤバイヤツだよね

急にトランプ投げてくるしピエロメイクしてるし

『いや、なんでもない』

「A、探したよ♥」

『は？』




￣￣￣


『噂しようとしたら出てくるパターンですか？新種ですね！！』

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