【暗殺教室】転校生は、一流暗殺者でした。 (ページ3)

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二話ページ3

Aside

私の紹介は二時間目にやるそうだから、まだ時間はある。

準備は万全。後は動きの確認だけ。

「・・烏間先生、少し動きの確認をしても？」

「もちろんだ。」

うん、完璧。心臓はやれずとも、触手は一本確実にやれる。

初対面の相手には第一印象が一番大切。

中々そこから印象を変えるのは難しい。

だから・・最初から怖がらせないと。

―――――――――

・・触手の音が聞こえる。後三歩で職員室のドアをあける。

ガラッ

「おや。あなたが河村Aさんですね。どうぞよろしくお願いします。」

「はい！あの・・触手、触ってみてもいいですか？手には何もついてませんので！」

満面の笑みで、掌を見せる。

「いいですよ。多少ぬるぬるしてますが・・」

「ありがとうございます！触ったらどんな感じだろうって、気になってたんです」

触手を触りながら―――――足元の触手を思いっきり踏みつける。

もちろん、靴の裏には対先生ナイフを切り刻んだものがくっつけてある。

「っ！？」

ナイフを思いっきり振って、ナイフにつけておいたBB弾の粉を先生の顔に撒く。

「・・触手一本、顔の形を崩しただけか・・思い通りだ。」

先生は大分焦っている。分かりやすい標的だな。

「一度、同じような手に引っ掛かったことがあるんですよね。
これは思ったより早く依頼が終わりそうです。」

「・・・」