第249話 2人暮らし ページ18
翌日
私は秀一に電話をかけていた
貴「もしもし?」
赤「どうした?」
貴「明美さん無事に保護したわよ。証人保護プログラムの手続きは終わった?」
赤「ああ。承諾は得られた。3日後には迎えに行く」
3日後は仕事の日だ
貴「3日後ね。了解。家の場所は覚えているわよね?」
赤「ああ。問題ない」
貴「そっか、了解。何時くらいにこっちに来る?」
赤「それはそっちの都合に合わせるぞ」
貴「うーん…、夜遅くでもいい?ちょっと今立て込んでいて…」
撮影が長引く可能性があるので念のため夜にしてもらう
貴(もうすぐで私の出番のところは取り終わりそうなんだけどね…)
赤「分かった。じゃあ、3日後の23時ごろそっちに行く」
貴「了解。こっちに合わせてもらってごめんね」
赤「ふっ、気にするな」
貴「じゃあ、よろしくね」
赤「ああ」
そして電話は切れた
貴「明美さん。秀一が3日後の夜迎えに来ることになりました。それまではあまり家を出ないでください。いつ鉢合わせるか分からないので」
と明美に先ほど話したことを伝える
明「分かりました」
貴「あと、私夜遅くまで3日間とも仕事なので私のことは気にせず生活してください。食料とかは3日分でしたらたぶん大丈夫だと思いますし、着替えは私の使ってもらって大丈夫です。備品についても不足があったら買ってくるので遠慮なく言ってくださいね」
明「そ、そんな悪いです!」
と首をブンブン振って遠慮する
貴「ふふっ、気にしないでください。家を出るついでですから」
明「でも、お仕事なんでしょう?」
貴「仕事帰りにスーパーやコンビニなんて普通に行きますよ」
明「……じゃあ、お願いします」
貴「ふふっ、はい」
こうして私と明美の2人暮らしが始まった
家にいる明美が心配だったのもあり、頑張って仕事をこなし、出来るだけ家に早く帰った
そして3日が経った
珍しく仕事は早く終わり、20時ごろには月詠の家に戻ってこれた
明美が作ってくれた手料理を食べて、お風呂に入ってドライヤーをかけ合いっこする
お互いまあまあ髪の長さがあったので時間がかかってしまったが楽しかった
そして、色々話していると
(ピンポーン
とインターホンが鳴る
貴(来たかな?)
貴「はい」
とスピーカーに話しかけると
赤「A。来たぞ」
と秀一の声が聞こえ、それを確認した私はドアを開けた
貴「久しぶり。ご苦労様、秀一。さ!中入って!」
赤「ああ」
そう言って秀一を家に招き入れた
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景璃(プロフ) - こんばんは。初めまして。素敵な作品をありがとうございます。また、オチの事前提示ありがとうございます。赤井さん落ち頑張ってください。また、いつか見にこさせてもらいます。 (2023年2月25日 17時) (レス) @page50 id: b555acc3f2 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - こんにちは。はじめまして茜です突然ですが私小説書いてます見てください赤井「氷桜疲れたら休め無理はするな小説楽しみにしているぞ応援している」 (2020年7月26日 14時) (レス) id: 61aa20e41a (このIDを非表示/違反報告)
氷桜(プロフ) - 紗那さん» こんばんは。初めまして。題名に惹かれてきてくれたんですね!ハマってくれて嬉しいです!まだまだ長編になる予定ですがこれからも当作をよろしくお願い致します! (2020年7月25日 18時) (レス) id: 9e578cbde3 (このIDを非表示/違反報告)
紗那(プロフ) - こんばんは。初めまして、題名が気になって読んだのですが、面白くてハマりました(^^) 落ちアンケートはまだ大丈夫でしたら、赤井さんでお願いします(^o^) 続きを楽しみにしてます。 (2020年7月25日 3時) (レス) id: fa79a8dffc (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 氷桜さん» 警察学校組みが全員救済…って言うのが!もう最高! それ以上に赤井さんオチ…。早く続きがみたいですw 頑張って下さい! (2020年7月21日 1時) (レス) id: d86fd8d418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷桜 | 作成日時:2020年7月14日 15時