【名探偵コナン】月の巫女 Part4 (ページ45)

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第181話強制連行ページ45

動機は3年前大鷹さんは日売新聞報道写真大賞を取った人であるらしく、その日売新聞報道大賞を取った写真だった

その写真は火事で逃げ遅れた母親が、救助に来たはしご車の消防士に娘を差し出している写真だった

しかしあの写真は偶然起きたものではなく大鷹さんが自分で火を放ち、撮ったものだった
そしてそのマンションの中にはつぐみさんのお兄さんもいたのだという

貴(酷い話ね…)

新一がブラジャーのワイヤーだと気がついたのは大鷹さんの荷物をつぐみさんが取る際に右手で取ろうとしたのを一旦手を止めて左手で取ったので気がついたのだという

貴(女性特有のものなのによく気がついたわね。推理の方も中々やるじゃない)

貴「腕をあげたわね、新一」

こうして飛行機内での事件は幕を閉じた

松「で？事件の方は一件落着した訳だが、なんでここにいるんだ？」

貴「言ったじゃない。家族旅行中」

松「本当か？」

貴「嘘ついてどうすんのよ」

松「だってな～、お前公安だろ？俺たちに連絡できないくらい忙しい奴が呑気に旅行かよ」

貴「呑気にとは失礼ね！これでもきちんと仕事片付けて来てるのよ！大変だったんだから！」

今日の日のためにモデルの仕事の調整、組織の仕事の調整、そして公安の書類仕事
かなり頑張った

それに明美のことを日本に置いてくるのも心配だった
だがこの数日新月は無かったしそこは予知夢は見なかったので大丈夫だろう

松「へいへい、そーですか」

貴「なに？陣平。自分たちが会えないからって新一達に嫉妬してんの？」

と冗談でからかってみる

松「…してるって言ったらどうする？」

貴「え？」

予想外の言葉に驚いた

松「はぁ…、こっちは姫さん不足だった言うのによ…。萩原の野郎は半年くらい前会ったって言うし、高木と伊達の奴もつい2ヶ月前に会ったって言うし。こちとらもう1年以上、姿も見てねぇし、ましてや声も聞けて無かったていうのによ…」

とブツブツ話し始めた
小さい声で内容は私には聞こえない

貴「陣平？大丈夫？」

と聞いてみると

松「俺の隣の席空いているからちょっとお前こっちこい」

貴「は？」

貴(どうしてそうなった？)

と思っていると

松「工藤とか言ったか？おまえ」

と蘭ちゃんと話していた新一に声をかける

工「あ、はい」

松「ちょっと、お前の姉さん借りるぞ」

工「へ？」

そう新一に言って

松「行くぞ」

貴「あ！ちょ、ちょっと！」

私は陣平に強制連行された