【名探偵コナン】月の巫女 Part4 (ページ38)

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第174話ワタルブラザーズページ38

キールとの初任務から時は流れ2/7

航が交通事故に遭う日がやってきた

時間は分からなかったので早朝から事件現場近くの駐車場に車を止め、その中で近くの監視カメラの映像を見ながら航の姿を探していた

朝8時ごろ
航ともう1人の男性の姿を近くの監視カメラが捉えた

貴「よし！いきますか！」

私は車を降りて目的の場所に向かう

貴「航ー！」

と後ろから声をかける

？「伊達さん、知り合いですか？」

伊「ん？おー！A！久しぶりだな！」

貴「久しぶり。見かけたから声かけちゃった」

伊「どうしてこんなところにいるんだ？」

貴「ちょっと気分転換に散歩…ってそっちの人は？」

と気になっていたことを聞いてみる

伊「あ？こいつは俺の後輩の…」

？「は、初めまして！高木渉です！」

どうやら彼は高木さんというらしい

貴「高木さんも渉っていうんですね。何か航と渉が一緒にいるのって変な感じ...」

伊「俺らワタルブラザーズって呼ばれてるんだぜ！」

貴「ワタルブラザーズ！ふふっ、確かにピッタリかも！」

と笑っていると

高「ところで、貴方は？」

と高木さんに聞かれる
そう言われて自分が名乗っていないことに気がついた

貴「ああ！すいません！私、月詠Aといいます！航とは警察学校時代の同期です」

高「同期？！」

と高木さんは驚いていた

貴「高木さん。航は一緒にいるとたくさん勉強になりますから色々なこと聞いておくといいですよ」

高「はい！それは身をもって体験済みなので！」

貴「ふふっ、そうですか！」

と時計を見てみると20分くらいは経過していた
もう解放しても事故に合わなくて済むだろう

貴「ところで航達は今帰り？」

伊「張り込みの帰りなんだ。報告が終わったら俺は北海道に行って今日の夜、親父達を連れてナタリーのご両親に挨拶しに行くんだ！」

と重大な話を聞いた

貴「！そう、頑張ってね！ナタリーさんとお幸せに！」

伊「ああ！」

貴「じゃあ私、これから仕事だから。またね！」

高「お気をつけて！」

伊「じゃあな！」

そうして私は航達と別れた

貴(これで大丈夫なはずだけど一応心配だから現場を見てから登庁しようかな？)

そして私は駐車場から車を出し、数分後
現場に着くと車が横断歩道を少し言ったところで電柱にぶつかって停止しているところを見つけた
そしてそこには数分前に別れた航と高木さんが驚いていて警視庁に駆け込む姿が見えた

貴「これで安心ね」

そう呟くと私は警察庁に車を向かわせた