【名探偵コナン】月の巫女 Part4 (ページ37)

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第173話キールページ37

予定通りの時間に警察庁を出て自分の家に一旦向かい、車を置く

そして、新一用のご飯とお昼を作り置きして徒歩で百合川の家に向かう

一旦お風呂に入った髪を乾かし、変装メイクを施す

そして数分後
私はライフルバッグを背負ってハーレーに乗って家を出た

今日は組織の任務はキールという人物と初任務だ
また合わせ場所に到着すると見たことのある顔がいた

？「こんにちは。ロゼ」

貴「キールってテレビアナウンサーの水無伶奈だったのね」

貴(アナウンサーまでもが組織の一員とはね)

少なからず驚いた

キ「ええ。そうよ。貴方はモデルの百合川月姫ね？」

貴「あら？知ってるのね？」

キ「ええ。だって有名だもの貴方。街で騒がれたりしないの？」

貴「一応サングラスとかはしているわよ。茜さんにも言われているし…」

キ「有名人オーラが出てるのによく周りも気づかないわよね...」

貴(そりゃ普段は月詠Aとして生活していますから)

そんな事を思いながら話を聞き流す

貴「まあ、そんなもんよ。それで今日の任務だけど貴方がアナウンサーなら任務の内容も納得だわ」

今回の任務は私は狙撃、キールは標的の誘導だ
今回の標的はテレビ局のカメラマンと彼が回しているカメラだ

射殺理由は2日程前、取引現場の近くで撮影があったらしく、その取引現場の映像がカメラに収められている可能性、また目撃した可能性があるからだ

今回はキールに標的を誘導をしてもらい、私がカメラマンとカメラのSDカード部分を狙撃してデータを破壊する
一応この撮影は通しの撮影らしくデータは既にテレビ局に渡されてていないだろうとなりこうなった
既に渡っていた場合は私がハッキングでデータを破壊する手立てとなっている

貴「それじゃあキール。誘導よろしくね？」

キ「ええ。任せて頂戴」

私とキールは別れた

そして時間がきた
キールは上手く私のエリアに標的を誘導させ、私はそれを撃ち、任務は完了した
あとはキールが昨日のデータの情報を聞き出せば完璧だ

ス『カ、カメラマンが撃たれた！』

周りはパニック状態だ
しばらくすると何やらザワザワと話が聞こえる

ス『撮影は中止だな...。にしても今までのデータもあのカメラの中だったからまた取り直しか...。参ったな…。他の映像だけでなんとかするか…」

どうやら私の任務は増えないようだ

貴「キールお疲れ様。仕事が終わり次第撤収していいわよ」

キ『了解』

こうして私とキールの初任務は終わった