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第119話 運命の日 ページ29

あの後、私は仕事を終え家に帰宅する
時間は25時
遠くの方まで撮影に行っていたので帰ってきたのが遅くなった

貴「今日か…」

今日はいよいよ景光が死ぬと予知された日だ

貴(上手くいけばいいけど…)

少し不安だが秀一に任せるしかない
私が行っても邪魔なだけなのだから

貴「……そういえば資料に目を通しておかないと…」

近々、公安の仕事としての仕事があった
景光との仕事だ
なんだかんだ景光と2人で仕事をするのは初めてだ

貴「私と初めての2人での仕事なんだからちゃんと生きて帰ってきてね…」

私は不安に思いながらも眠りについた



翌日
不安になりながらも百合川家でゆっくりしていると突然携帯にメールが届く

それは景光からのメールだった
宛先は私と零纏めて
開けてみると

『悪い、降谷、月詠
奴らに俺が公安だとバレた
もう逃げ場はもうあの世しかないようだ…

じゃあな…、ゼロ、月姫』

貴「っ!」

これが原因で私たちは景光を追ったということか…
納得した
それと同時に零から電話がかかってくる

貴「もしもs「おい、A、メール見たか?!」

私の声を遮り、いつもの冷静さを失った声で聞いてくる

貴「今見たわよ…というかそこにベルモットいないでしょうね?」

降「ああ、今は別行動中だからな。それよりも景光の今日の任務先知っているだろ!」

景光は今日は公安の仕事だ
恐らくその現場を組織に見られたのだろう

貴「ええ」

降「なら、今すぐ向かってあいつを助けてくれ!俺は助けに行けないから…」

そう言う零の声は震えていて悔しそうだった

貴「……景光のことは私に任せて、零はそっちに集中して」

降「A…」

貴「私も公安のエースの1人よ?何とかしてみせるわ」

降「……ああ、頼んだ!」

零は電話を切った

貴(……零、嘘ついてごめんね…)

ああは言ったが私は行かない
それが最適な判断だから

そう思っていると

今度は百合川の電話が鳴る
電話の主は…

貴「ジン…」

内心舌打ちをしながら電話に出る

貴「もしもし?ジン?どうしたの?」

ジ「…ネズミを発見した。すぐに始末しろ」

貴「…ネズミって誰?」

ジ「スコッチだ」

思ったよりも情報が回るのが早いようだ

ジ「ライが今追っている。お前も合流しろ」

貴(そう来たか…)

貴「……分かった、見つけ次第始末するわ」

ジ「期待してるぜ、ロゼ」

ジンからの電話は切れた

貴(どうしたものか…)

神様はどうしても私を景光の元に行かせたいらしい

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星霜 氷翠(プロフ) - 今更って感じですが映画でコナン再熱しまして、、このお話本当に面白いです!最終話まで見させて頂きました!私は赤井さん落ち希望です!これからも頑張ってください!応援しています! (5月1日 13時) (レス) id: 216ec87551 (このIDを非表示/違反報告)
未歌 - ◎ (7月16日 15時) (レス) id: 5d6bcaafb9 (このIDを非表示/違反報告)
未来 - 面白いです! 頑張ってください。 (7月16日 15時) (レス) @page50 id: 5d6bcaafb9 (このIDを非表示/違反報告)
零綺 - 松田落ちがいいです (2023年4月30日 12時) (レス) @page50 id: 37021c383d (このIDを非表示/違反報告)
揚羽(プロフ) - とても面白いです! これからも応援しています!! (2022年2月27日 18時) (レス) @page16 id: 43ee21866f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷桜 | 作成日時:2020年5月28日 16時

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