第113話 鋭い少女 ページ23
スコッチがそう言うと真純ちゃんは嬉しそうにスコッチの方に行く
スコッチは真純ちゃんの後ろに回りドレミを教えていった
真純ちゃんは興味深々といった感じで楽しそうにスコッチからベースを教わっていた
そんな姿を微笑ましくみていると
バ「スコッチ、ロゼ。お待たせしました」
買い物を終えて帰ってきたバーボン
ス「お帰り」
貴「お帰り、ライに会った?」
バ「少し前にすれ違いましたよ…ってその子は」
貴「なんかライの知り合いらしいのよ。帰り方が分からないらしくてライが切符を買いに行ったわけ」
私は真純ちゃんに近づく
貴「どう、お兄さんの説明分かりやすい?」
真「うん!もうドレミ弾けるようになったよ!」
そう言って真純ちゃんはゆっくりだがドレミを引いてみる
1音階だけだがしっかりと音が出ていて上手だ
貴「上手ね」
真「えへへ」
褒めてあげると嬉しそうに顔を綻ばせる
うん、可愛い
真「そういえばなんでお姉さん、サングラスしているの?今日はそんなに日も出てないのに」
…痛いところを突いてくれる
流石秀一の妹さんだ
貴「秘密よ、秘密。A secret makes a woman woman...」
指をしーっとして言う
ベルモットの口癖ははぐらかすのには持ってこいだ
真「…そっか!聞いてごめんね、お姉さん!」
貴「分かってくれたならいいのよ」
すると切符を持ったライが帰ってきた
ラ「ほら、これを持って向こうの電車に乗って…」
と乗り換える駅を説明して乗り換えに必要な切符のお金を渡すライ
真「じゃあね!お姉さん、お兄さん達!」
そう言って元気に真純ちゃんは駆けて行った
少し離れた駅のホームに行き、無事に乗ったことを確認する
貴「ふふっ、可愛い子だったわね」
ス「ああ、元気な子だった」
ラ「……忘れろ」
その時ちょうど駅のホームに電車が到着する
貴「ふふっ、無理かな?」
そう言って電車に乗る
後ろからライの舌打ちが聞こえたような気がしたが気にしない
真純ちゃんと別れて少しして任務の場所に到着した
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こんにちは!
氷桜です!
真純ちゃんとスコッチが会う場面ですね
前作では入れ忘れたので書きました←
原作では切符を買いにライが離れている間にバーボンが帰ってくる、その最中にスコッチがベースを教えるってことしか分からなかったので原作を壊さずその他をどう書いていくか悩みました…
まだ評価をしていってないという方は評価、感想をくれるという方是非コメントをよろしくお願い致します!
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星霜 氷翠(プロフ) - 今更って感じですが映画でコナン再熱しまして、、このお話本当に面白いです!最終話まで見させて頂きました!私は赤井さん落ち希望です!これからも頑張ってください!応援しています! (5月1日 13時) (レス) id: 216ec87551 (このIDを非表示/違反報告)
未歌 - ◎ (7月16日 15時) (レス) id: 5d6bcaafb9 (このIDを非表示/違反報告)
未来 - 面白いです! 頑張ってください。 (7月16日 15時) (レス) @page50 id: 5d6bcaafb9 (このIDを非表示/違反報告)
零綺 - 松田落ちがいいです (2023年4月30日 12時) (レス) @page50 id: 37021c383d (このIDを非表示/違反報告)
揚羽(プロフ) - とても面白いです! これからも応援しています!! (2022年2月27日 18時) (レス) @page16 id: 43ee21866f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷桜 | 作成日時:2020年5月28日 16時