第94話 朝ごはん ページ3
貴「ん…」
朝、起きるとそこはお母さんの部屋だった
たぶん陣平が運んでくれたんだろう
自分の部屋をチラッとみると星羅はまだ寝ている
リビングに行くと皆もまだ寝ていた
貴「朝ごはん作るか」
5人前ともなると大変な気もするがまあ、大丈夫だろう
ご飯を炊いて冷凍してあった鮭をグリルにセットして焼き、味噌汁を作る
リビングにいた野郎3人は匂いにつられたのか続々と起きてくる
萩「お、うまそう」
伊「すまねぇな、飯まで」
貴「いいの、いいの、それにしても時間大丈夫?」
松「ふぁ〜、あと2時間は余裕あるから大丈夫だ」
貴「そう、陣平は昨日シャワー浴びていたけど酔っていたお二人もシャワー浴びるならどうぞ」
萩「ありがとう、じゃあ、入らせてもらおうかな」
貴「着替えは?」
伊「帰ったらすぐ着替えるし大丈夫だ。ありがとな」
貴「そう。じゃあ陣平、2人を案内よろしく」
松「おう、お前ら行くぞ」
伊「……なんかお前ら…」
萩「なんか夫婦みたいだよな」
貴「っ!」
その言葉に味見していた味噌汁を吹き出しそうになる
貴「な、何言ってんのよ!」
萩「だって、月姫が料理作っていて、陣平ちゃんが案内って…な?」
貴「陣平は昨日お風呂入って知っているだけだし!」
伊「だってな…」
貴「これ以上言うならご飯抜きにするよ!」
萩「うおー、松田お前の嫁さんこえぇな」
松「ははっ、まあな」
と陣平までのってくる
貴「っー!早くお風呂いけ!」
と3人をリビングから押し出した
貴「はぁ…もう3人してからかってきて…!」
貴(あいつらの卵焼きめっちゃしょっぱくしてやろうか…)
と思ったが食べ物を粗末にするのは嫌なのでそれはやめた
卵焼きを焼くと朝食は出来上がり
5人前の卵焼きはまあまあ時間かかった
盛り付けをして星羅を起こしに行く
貴「星羅?朝だよ〜」
星「ふぁ〜、おは、よう。A」
貴「ふふっ、相変わらずの寝起きだね。ご飯できたから下行こう?」
星「うん…」
洗面所のある脱衣所は研二達と鉢合わせると大変なのでキッチンの水道で顔を洗ってもらう
星「ふぅ、さっぱり!朝からAの手料理が食べられるなんてこんなにいいことはないね!」
貴「ふふっ、簡単なものだけだけどね」
そんな話をしていると閉め出していた3人が帰ってくる
貴「……反省してくれたなら食べていいよ」
伊、萩、松「すみませんでした」
貴「よし」
星「何があったの?」
貴「星羅は知らなくていいこと」
星「?」
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星霜 氷翠(プロフ) - 今更って感じですが映画でコナン再熱しまして、、このお話本当に面白いです!最終話まで見させて頂きました!私は赤井さん落ち希望です!これからも頑張ってください!応援しています! (5月1日 13時) (レス) id: 216ec87551 (このIDを非表示/違反報告)
未歌 - ◎ (7月16日 15時) (レス) id: 5d6bcaafb9 (このIDを非表示/違反報告)
未来 - 面白いです! 頑張ってください。 (7月16日 15時) (レス) @page50 id: 5d6bcaafb9 (このIDを非表示/違反報告)
零綺 - 松田落ちがいいです (2023年4月30日 12時) (レス) @page50 id: 37021c383d (このIDを非表示/違反報告)
揚羽(プロフ) - とても面白いです! これからも応援しています!! (2022年2月27日 18時) (レス) @page16 id: 43ee21866f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷桜 | 作成日時:2020年5月28日 16時