【名探偵コナン】 月の巫女 Part3

第106話 顔合わせ ページ16

研二の事件から更に数ヶ月後
研二も打撲の方は大分治ってきていた

そんな中私は組織に呼び出された
新たな幹部との顔合わせのようだ
そして顔合わせをした後はそのまま任務らしい

貴「ジン？来たわよ？」

ジ「ロゼ。来たか」

？「ロゼ？誰です？」

既に向こう側の人は着いていたらしい
そこには見覚えのある人が3人並んでいた

ジ「ロゼ。こいつらが新しい幹部だ」

？「バーボンです。よろしくお願いします」

？「スコッチだ。よろしく頼む」

？「ライだ。よろしく」

貴(ついに幹部まで来たのね。零、景光、そして秀一)

貴「初めまして。私はロゼ。よろしくね？」

簡単な挨拶を済ませる

貴「それにしても一気に3人も幹部に昇格なんて...」

貴(秀一はもう少し時間がかかると思ったわ...)

この中で一番最後に入ってきたのは秀一だ
それだけ秀一の腕が評価されたということだろう

ジ「バーボンは探り屋、スコッチとライはスナイパーだ。ロゼお前はどっちとも専門だろ？」

貴「......私に3人も一気に面倒を見ろと？」

ジ「そう機嫌を損ねるな。これはあの方直々の命令だ」

貴「はぁ...。なら、しょうがないわね。いいわ。面倒見てあげる。今日の任務は私含めたこの4人でって解釈していいのかしら？」

ジ「ああ。任務の内容はライとスコッチは狙撃。バーボンは潜入、ロゼはデータの破壊だ。指揮はロゼ。お前に任せるとのことだ」

貴「分かったわ」

そう言うとジンは部屋を出て行った

貴「さて、今回のターゲットはこの人」

と私は顔写真を見せながら説明をする

ターゲットは製薬企業の研究長とその妻
今回の目的は両名の射殺及び、データの破壊
2人は組織の新薬の開発に加担していた研究員だったが組織の薬のデータを盗んでいたらしい
それは研究長しか知らず、部下、そして上層部にはまだ漏らされていないらしいが、奥さんには話であるだろうということで奥さんも射殺対象になった
盗まれたデータは破壊
ライとスコッチは2人の射殺、バーボンはスナイプポイントへの2人の誘導、私はデータを破壊だ

貴「何か質問ある？」

3人とも何も言わない

貴「スナイプポイントは自分が確実に仕留められるところなら何処でもいい。バーボン、貴方の車に乗せてもらってもいい？私、バイクしかないの」

バ「ええ。構いませんよ」

貴「じゃあスナイパーはスナイパーで車に乗りなさい。そっちの方が移動が楽だわ」

バ、ス、ラ「了解」

こうして4人での初任務が始まった

第107話 4人での初任務→←萩原さんの事件終了！　その他裏話など

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