第16話 ページ16
コナンSide
コ「これって…」
降「爆弾は解析の為、シェルターの1つに運び込まれた。だが、成分などを解析する前に、謎の爆発があり、関わっていたものはみんな死んでしまった」
安室さんが話を終えると、ノートパソコンを開いていた刑事がキーを押す
それと同時に俺の携帯がピロリンと音を立てた
降「捜査に必要かもしれないからあの時松田が解体していた爆弾の写真と構造を送っておくよ。それと捜査の進展など何かあったらヒロかAの電話にかけてくれ。今捜査の主導を握っているのはAでヒロはあいつの右腕だからな。電話番号は知っているんだろ?」
コ「うん」
降「そろそろお別れの時間のようだ。敵は想像以上に危険で手強い。きみにも知って欲しくてね。僕はこの通り身動きが取れない」
松「まあ、あと明日には俺たちが解放してやるよ」
萩「だな。構造はだいたい把握した。あとは解体進めるだけだ」
降「頼りにしているよ」
その声を最後に俺は再度エレベーターに乗せられた
降谷Side
松「わりぃ、俺ら昨日徹夜明けで寝れてねぇんだ。手元狂っちまってドカンだとシャレにならねぇから解体は明日でもいいか?」
萩「ふぁ…、ごめんな。降谷ちゃん」
萩原は眠そうにあくびをしながら謝った
降「そうだったのか。無理させたな。Aも動いているし、問題ない。だが、不用意に出入りさせるのは避けたくてな。今日はここに泊まっていってもらうことになるがいいか?」
松「ああ。大丈夫だぜ」
萩「俺も特に問題はないかな?」
降「悪いな。春川、寝床と夕食の用意だけ頼む」
春「分かりました!他に何かいるものありますか?」
松「あー、明日のためにガム買っておいてくれ。噛むと集中できるんだ」
萩「俺は特に大丈夫!強いて言うなら、飯食べている時に月姫の話聞かせてくれる?きみ、数ヶ月前まで月姫の下にずっといた子でしょ?」
春「…なんで、それ知ってるんですか?」
萩「月姫が言っていたんだよ。慕ってくれる有能な部下がいるんだけど上に行けるのにずっと離れようとしないってね」
春「Aさん…」
春川は嬉しそうに頬を緩ませてAの名前を呟いた
萩「ずっと月姫のことを見てきた子でしょ?そんなきみから話聞きたいなって。陣平ちゃんもそう思うでしょ?」
松「ああ。そうだな」
萩原の言葉に松田もニヤリと笑った
春「…降谷さんいいんですかね?」
降「…まあ、程々にな」
僕の許可が取れ、2人は嬉しそうに笑った
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カルーア - 更新待ってます、頑張ってください! (2023年4月22日 14時) (レス) @page27 id: 4be5c8096e (このIDを非表示/違反報告)
氷桜(プロフ) - 星空ブリキさん» こんばんは!コメントありがとうございます!楽しんでいただけているようで嬉しいです!引き続き当作をよろしくお願いいたします…! (2023年2月26日 20時) (レス) id: 09a5bf80c4 (このIDを非表示/違反報告)
氷桜(プロフ) - アオちゃんさん» こんばんは!コメントありがとうございます!楽しんでいただけているようで嬉しいです!引き続き当作をよろしくお願いいたします…! (2023年2月26日 20時) (レス) id: 09a5bf80c4 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - ハロ嫁だぁああ! 大好きシリーズのハロ嫁見れてめちゃくちゃ嬉しいです! 更新待ってます! (2023年2月19日 17時) (レス) id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
アオちゃん(プロフ) - こんばんは!いきなりのメッセージ(?)すみませんとても面白かったです!ニヤニヤが止まらくて気づいたらもう読み終わってました( ˙³˙ )番外編であるハロウィンの花嫁の続き楽しみに待ってます! (2023年2月15日 20時) (レス) id: a5ab7eb0d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷桜 | 作成日時:2023年2月11日 14時