【名探偵コナン】月の巫女 Part10 (ページ1)

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第336話コナンSide ページ1

ベルモットとの接触から数ヶ月経った頃、俺は思わぬところで組織の尻尾を掴んでいた

たまたま、おっちゃんが依頼を引き受けたアナウンサーの水無怜奈が組織の一員ということが依頼の証拠を拾うためにつけた盗聴器から分かった
盗聴器と発信機を回収しなければおっちゃんやその周りに被害が及ぶ
俺は灰原と博士に連絡を入れ、奴らを追っていた

水「時間は13時、場所はエディP…インタビュアーの私はDJを例の位置に誘導する…」

キ「そうそう待ってるよキール…アタイのこのスコープのド真ん中に獲物を突っ込んで興奮させてちょうだいね♡」

水「あらキャンティ…コルンも一緒ね。頼りにしているわよ」

コ(キール、キャンティ、コルン！)

水「私達の功績は日の目を見ることはないけど、失敗はすぐに知れ渡ってしまうんだから…」

ジ「フン…成功しても失敗しても世間に知られることはない…それが組織のやり方だ…」

水「ああ、そうだったわね。にしても、今回はロゼじゃないのね」

ジ「ロゼはミモザと仕事だ」

ベ「あの子は忙しいもの…簡単に捕まらないわ」

水「売れっ子は大変ね」

コ(ベルモット！！それにこの場にはいないがロゼにミモザ…！売れっ子ってことはベルモットと同じ芸能関連のやつか？)

キ「ちょっと何さ！！何でその女がいるわけ！？聞いてないよ！！カルバドスを勝手に連れ出して見殺しにしたこの女が計画に加わるなんて！！」

ジ「車に戻れキャンティ…ベルモットは万が一のためだ」

キ「でもねえ…」

ジ「これは彼の方の命令でもあるんだぜ？」

ベ「私だって貴方とじゃなく、できるならロゼと仕事したかったわよ」

ウ「本当にベルモットはロゼがお気に入りですねい」

コ(ロゼはベルモットのお気に入りか…)

雨のせいで盗聴器の音が聞こえにくくなったところで俺は灰原に声をかけた

コ「灰原！キールにキャンティにコルン、あとロゼとミモザって奴知っているか！？」

灰「……キールは覚えがないけど、キャンティとコルンは聞いたことがあるわ…腕利きのスナイパーってね。ミモザは確かコードネームをもらう前からロゼの下についていて右腕的な存在って聞いたことがあるわ。ロゼは…情報収集とスナイパーの兼業。どちらもかなりの腕があると言われている幹部ね」

思わぬ幹部の情報をゲットできたことに喜びながらも奴らの今の計画の情報が足りない
発信機から奴らの居場所を割り出し向かおうと車を飛び出したところでジョディ先生に出会った