忍術学園 ページ8
只今
利吉から紹介された忍術学園へ向かっている。
もらった地図を見ながら、森の中を進んだ。
利吉は今日仕事の関係で来られない。1人で行く
暫くすると木が生い茂った森の中にどんとたたずむ大きな屋敷があった。
門のそばには忍術学園と書かれた札がかかっている。
この学園・・・・全く忍んでいない。
こんな大きな屋敷、忍術学園という文字、誰でも入学できると言う話と言い、こんなのでは忍びこんでくれといっているようなものだ。
よくこんな戦だらけの時代に生き残れたな。
大きな木製の門を叩く。
すると中から事務員 小松田と書かれた服を着たすっとんきょうな顔の男が出てきた。
小「入門表にサインを!」
バインダーにサインって現代語じゃないか
門番がこんな奴で勤まるのだろうか
入門表に"大鳳咲紅弥"と書く。
小「今日はどういったご用件ですか?」
「この学園に入学したいんです。」
小「それなら学園長室にご案内します」
暫くして
in学園長室
学「忍術学園に入学したいのか、名前はなんという」
結構年がいったおかっぱの爺さんに話しかけられている。この人が学園長か。
そんなことより、さっきから床下、天井裏から人の気配をすごく感じる。しかも矢羽根めっちゃ飛んでる。
「大鳳咲紅弥と申します。」
10分後
学園長からこの学園の話や授業料、住むところ、学園の作りを教えられた。
学「ところでお主、何歳じゃ?」
落ちてきたときが9才ぐらいそこから2年経っているから・・・
「11才です。」
学「随分と大人びているな」
まぁね、元々は15才だし。
そんなことより、
「床下、天井裏に隠れている皆さん出てきてもらえませんか?」
すると、床下、天井裏からぞろぞろと人が出てきた。
黒の忍服を着た人が2人、深緑の忍服を着た人が6人、群青の服を着た人が5人、全員なんでわかったんだ?と言う顔をしている。
学「はっはっは
お主は忍者に向いているな
良し!大鳳咲紅弥
お主を忍術学園2年生に編入することを許す!」
犬が群青の制服を渡してきた。
学「土井先生、案内してあげなさい。
長屋は・・・・・・・・
6年長屋の空きの部屋とする!」
と言うと学園長以外の人達は私を気の毒そうに見た。
6年長屋かその空き部屋で何かがあったのか?
土「それじゃあ大鳳、案内する。ついてこい。」
さっき教えてもらったから分かるんだけどなぁ
と思いながらも土井先生とやらの後をついていく。
土「ここだ」
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明糸Ra(プロフ) - ゆきどん。@卍教教祖さん» ありがとうございます!更新頑張ります。アンケートに是非投票してくださいね!話を読み進めていくと実は主人公の大鳳さん、ある人とつながりが……。更新楽しみにしててくださいね! (2020年5月9日 23時) (レス) id: f02d14a25c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきどん。@卍教教祖(プロフ) - 投稿お疲れ様です!とても面白いです!続き待ってます! (2020年5月8日 10時) (レス) id: 5d39630b57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:龍芽前 明咲飛 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/Asira_26
作成日時:2019年10月1日 20時